8.8cmFlak41搭載試作対空自走砲4c型 その8 アクセサリーの組立てと基本塗装
2013年11月6日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車8.8cmFlak41
アクセサリーの組み立て
キットに付属のアクセサリーを組み立てます。アクセサリーは砲弾、砲弾ケース、測距儀、測距気のケース、兵士の荷物があります。
砲弾は3種類あるんですが、飛行機用、戦車用の徹甲弾、あとは榴弾でしょうかね。裸で砲弾がごろごろしてるのもなんなので、ケースの蓋を1つだけ開けてチラ見せです。
これで組み立ては全部完了ですね。現在この車輌と組み合わせるフィギュアを物色中です。
サフ吹き、影吹き
このキットはプラの成形色がサフとほぼ同じなので、サフは全面に吹かずにエッチングパーツとプラの色が違う小銃にだけ吹きました。エッチングパーツはサフを吹く前にガイアのマルチプライマーを筆塗りしておきました。
自家製のチャコールグレーを使って影になる部分に吹きます。写真では見えませんが、車体の下部や足回り、それとパーツが入り組んでいる砲尾や砲架は真っ黒です。
暗色
今回はダークイエロー単色で塗装します。なにしろほんの数輛しか作られなかった車輌です、バリエーションはなかったんでしょうね。ダークイエローは自家製で大量に調色してあるモノを使います。クレオスのダークイエローとサンディブラウンとフラットホワイトを同量混ぜて作ります。
最初は暗色です。自家製ダークイエローに影色を適量混ぜて作った暗色を車体の下半分に塗ります。実際には7割くらいの面積がこの色で塗られます。車輪は全部この暗色で塗装します。
基本色と明色
次に残った部分を基本色で塗装します。垂直な面はグラデーションになるように塗ります。色の差が小さいので簡単にグラデーションになってくれます。
最後に基本色に白を混ぜて作った明色を光が良く当たる場所に塗ります。この車輌の場合、展開した装甲板は真上を向いていますから、ここは砲の真下以外は明色で塗ります。それ以外には運転席の天板や防盾の上の方、砲の真上の面などが明色となります。
防盾はグラデーションの様子がよくわかります。反射光の多い室内では強い影ができにくいのですが、直進性の強い太陽光下では強い影ができます。そこで室内で見るプラモをよりリアルに見せるために、わざと強い影ができているように塗装します。防盾を見ると結構できてるのがわかるでしょ♪
複雑なメカがむき出しの砲尾や砲架も影塗りをした上から塗装してあるので、立体感が強調されています。クッキリとした影によりよりゴチャゴチャと見えてメカメカした精密感がアップした気がします。
転輪は千鳥配列になっているので、奥の転輪と手前の転輪とでは明るさを変えてあるのですが、よく考えたら全部大きな戦闘室の影になっているので、暗色だけで十分でしたね。
戦闘室の影になっていなく、さらに履帯の一番外に位置する起動輪の外側を基本色で明るくしておきました。
デカールを貼る部分にツヤ有りのクリアを吹いてデカールの下地作りをしておきます。これで塗装は完了ですから、しっかりと乾燥させます。
(全作品完成まで あと90)
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