ドイツ・3号戦車N型 その9 足まわりの汚しと組立て
2014年1月21日
車体下部の汚し
足回りを組み立てる前に車体の下部を汚します。今回は冬を想定しています。冬のドイツは日照も短く雪も降るので、車体の下部は乾く間もなくドロドロベタベタじゃないかと思います。そんなわけで、ピグメントにジェルメディウムを混ぜてアクリル溶剤で溶いたモノを塗りつけます。ジェルメディウムが混ざっているので、乾いてもテカテカと濡れた感じに仕上がります。
それにしても、ここまで汚すのなら、下地は何を塗っても・・・というより塗らなくても良かったような気がします(;^ω^)
足回りの組み立て
車輪はジェルメデュウムをグッと減らしてシャビシャビで塗ります。ドロで汚れててはいるのですがこびりつきはあまり無い状態です。
履帯は外側は車体下部と同じでドロドロ、内側は転輪と同じようにしてあります。
履帯のガイドホーンと外側の地面に接地する部分に銀ブラシをしました。
さて、これで組み立ての準備ができたので、車体に履帯を組み付けます。履帯の前後に起動輪と誘導輪を付けて車体にはめ、転輪を両端から順にはめていきます。少し引っ張ってやらないと入れることが出来ないので、ちぎらないか緊張します。
最後に上部転輪に履帯を接着し、さらに外側の上転輪を接着してできあがりです。
スミ入れと汚し
車体に墨入れをします。下部はドロドロですからもうこれ以上汚す必要はありません(;^ω^)、上部は冬期迷彩がしてあって真っ白なので、明るいグレーで墨入れをしました。ただこれだけでは弱いので、ボルトの周囲などに軽くダークブラウンのスミ入れ塗料を流したり、ブラウンやダークブラウンで雨だれや錆のタレた跡を描き込みました。
OVMの金属部分はさび色のピグメントを泥状にして塗ります。このまま乾くと思いっきりサビサビなので、綿棒やブラシでこすって余分を落として、錆が少し浮いた感じに仕上げます。
戦車は完成!!
これにて3号戦車N型本体はだいたい完成です。次はフィギュアの制作に入ります。最近ちょっとフィギュアづいていますが、一時フィギュアにはまって結構買い込んだのでそれを作らなければいけないので頑張ってます。
(全作品完成まで あと85)
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