日本海軍・駆逐艦 秋月 その10 ウオッシングと汚し
2014年4月21日
ウオッシング
タミヤのスミ入れ塗料のダークブラウンを使ってスミイレをします。筆でスミを入れたい箇所に塗り、一度さわっても撮れない程度に乾かしてから、エナメル溶剤を染ませた筆で拭き取ります。
ウオッシングをキレイに仕上げるには拭き取りが肝心で、せっかく塗った塗料の大半は拭き取ってしまいます。でも、拭き取る前に乾かしてあるので、奥まで入り込んだ塗料は取り切れずに残り、これが影となります。船ではあまりウオッシングはしないそうですが、私は戦車屋ですから、いつも通りです。
汚し
戦車で汚しと言えばピグメントのような粉系のマテリアルを使って土埃を再現することが多いのですが、船では海水によって錆が船体に流れている様子の再現となります。
AKインターラクティブのラストストリーク(錆の筋という意味)を使って錆の垂れそうな箇所から適当に縦の線を引きます。墨入れと同様に一度さわっても落ちないところまで乾かし、その後専用溶剤を染ませた筆で拭き取っていきます。どの程度拭き取るかで錆の垂れ具合が決まります。気に入った汚れ具合になるまで何度でも塗りと拭き取りを繰り返せるのがいいですね。ただしあんまりしつこくやっているとエナメル溶剤系なので、接着部分を壊しちゃいますから要注意です。
もうほぼ完成状態です。残すところ空中線張りだけなのですが、よく考えたら1/350用のメタルリギングを買い忘れています。早速行きつけのプラモ屋さんに電話して注文しました。
(全作品完成まで あと85)
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