8t装甲ハーフトラック3.7cmFlak43搭載型 その4 最後の組み立てと塗装
2014年4月25日
Category : AFV ドイツTags : 3.7cmFlak438tハーフトラック
最後の組み立て
ボンネットの上にエンジン始動要のクランクとスコップを取り付けます。OVMの留め具にはハンドルが付いているのですが、タミヤとかではこれらが全部省略されており、ドラゴンとかでは実車に比べるとかなりごついハンドルがモールドされていたりします。これはプラの成形上やむを得ない判断で、あえてごつくなるのを覚悟で付けるか、それとも欲しい人はエッチングパーツとかで作ってねと省略してしまうかはメーカーの考え方です。
ところがこのキットでは第3の方法でハンドルが再現されています。なんと車体側に繊細にモールドされているのです。本来ならハンドルは少し浮いていなければいけないので、これも少々変なのですが、確かに細く再現されているのは事実です。ドラゴンも思い切ったことをしてきたものです。
車体の前にはラジエターとエンジンを保護する装甲板が付きます。これも付けてしまうと奥が塗れなくなるので、先に塗っておいてから取り付けました。
キャビンのとの隔壁になにやらパーツが付きます。長円形が繋がっているのは小銃のラックですね。ここに小銃を立てかけてやるとカッコイイのですが、生憎キットには入っていないので、素組みがモットーの今回は追加しません。
この期に及んでまだエッチングパーツの追加がありました。滑り止めのモールドはプラパーツでも問題ないのですが、周囲に枠があるのが薄く再現されています。
この部分は説明書に描かれていないのですが、箱絵をみると付いています。おそらく壁側にあるのが折りたたみ式の座席で、これの留め具かもしれません。どこかのランナーに見かけたのを思い出したので、付けてみたらどんぴしゃこの場所でした。
これにて組み立ては完了です。いよいよ塗装に入ります。
塗装
影色で塗装します。多く影になる部分はすでに塗装がすんでいますから今回は主に荷台の裏側と車輪が中心になります。
続いてダークイエローに影色を足した暗色で全体の下半分を塗装します。うっすらと影色が透けて見える程度に塗ります。クレオスのMr.カラーは発色の強さがタミヤやガイヤほど良くないので下地が透ける程度のコントロールがやりやすいので好きです。まぁ、要は隠蔽力が弱いってことですけどね(;^ω^)。
中間色で残りの半分を塗装します。そして光が強くあたる天板やボンネット、フェンダーの頂上あたりに基本色に白を加えた明色を吹きます。キャビンの斜めになっている装甲板はグラデーションになるように意識しました。
車輪も同様に塗装するのですが、千鳥配列になっている転輪は一番奥、真ん中の列、一番外で明るさを変えています。こうして比べてみるとよく分かりますね。
(全作品完成まで あと86)
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