フェラーリ・312T2 その7 スポンサーでカール貼りとウイングの塗装
2014年5月3日
デカール貼りの続き
昨日貼った部分が完全に乾いたので、その上から残りのデカールを貼ります。強力マークソフターとして使った水性アクリル塗料用の溶剤が良く効いていて、デカールはピッタリと密着してくれています。細いラインが多く、貼るのが大変でしたが、なんとか車体部分は全部貼り終えました。
ウイングの塗装
シルバーを塗装する塗料はさまざまな種類があるのですが、磨いたアルミを表現できる塗料を選ばなければいけません。タミヤのフラットアルミでは鋳物の磨いていないアルミですし、他のシルバーでは少し色味が違います。そこで今回はMr.メタルカラーのアルミを使ってみることにしました。
メタルカラーのアルミはエアブラシで吹いた状態では半ツヤの白っぽい銀色になります。メタルカラーは磨くことで金属光沢を出すのですが、磨く前はさわっただけで銀色の粉が手に付くほど粉っぽくなっています。それがこの写真の状態です。
これをティッシュで磨いたのが次の写真です。思った以上にアルミです。磨いたアルミは光沢が出るのですが、他の金属に比べて柔らかいため今ひとつピカピカになりきれません。そんな感じが良く出ています。実車の写真で見た312T2のウイングによく似ています。これは思った以上の収穫でした。
メタルカラーのアルミに関して何ですが、要注意なのは手の脂とかに弱いみたいです。一番最初磨いているときに指で直につかんでいたらその部分をティッシュでこすったら剥げてしまいました。それでもう一度塗り直して磨き直したのですが、今度は手袋をして作業しました。まぁ、その方が手が塗料の粉だらけにならないので良いんですけどね。みなさんもメタルカラーのアルミを使うときは御注意ください。
(全作品完成まで あと86)
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