零式艦上戦闘機52型 永遠の0 その4 機体下面の塗装とエンジン
2014年6月2日
機体下面の塗装
機体の下面を塗装します。使ったのはクレオスの明灰白色です。この色は日本海軍の機体下面の色なのですが、一応三菱用です。
零戦は三菱製なのですが、大量生産の必要性から中島飛行機でも製造がされました。その中島飛行機で作られた零戦は三菱製とは少し色味が違います。永遠の0で主人公が乗った鹿屋基地の零戦52型は映画のパンフレットによると中島飛行機製なので中島用の色で塗る必要があります。
本当なら56番の明灰緑色を使わなければいけないのですが、実はそこまで考えずに塗ってしまいました。まっ、裏側だからいいか・・・(+_+)\バキッ!
明灰白色にさらに白を混ぜた色でパネルの中央を吹いてまだらにしました。白っぽい色なので、機体に汚れが目立ちやすく、内部に骨組みのあるパネルラインに沿って汚れている感じにしてみました。
エンジンの制作
機体下面の塗装が乾く間での間、別の作業としてエンジンを組み立てます。エンジンが付く部分には冷却用の可変カウルフラップがあるのですが、これの内側をデザインナイフで薄く削ってフラップぽくしました。またスジボリにノコギリをいれて切り離し、バラバラ感を強調しました。
エンジンは説明書の指示通りに塗装して組み立てます。空冷式のエンジンは機体前部に大きな開口があるので中を覗くとエンジンが見えます。ここをディテールアップしてやるのはなかなか効果的なので、ソフトワイヤーを使ってプラグコードを追加しました。
本来ならソフトワイヤーでは太すぎるのですが、中が暗くて見えにくいので、太めの方が存在感があって良いと判断しました。それと最初から銀色をしているので塗装しなくてもいいというメリットもあります。
プラグコードはエンジン中央近くにある丸い輪っかから出て、シリンダーの裏側にまわってプラグに接続されます。しかし裏側のプラグは外からは見えないので、ソフトワイヤのプラグ側の端はただ後ろに押し込んであるだけです。これで十分ですよね。
(全作品完成まで あと90)
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