零式艦上戦闘機52型 永遠の0 その6 デカール貼りとキャノピーの塗装
2014年6月4日
デカール貼り
デカールを貼ります。機体はもちろん主人公の宮部機です。現用機と違ってあまりデカールの数も多くないので1日で完了をめざします。そのためにまずは大きめのデカールを貼りますが、そのままでは持つところが無くなるので、しばらく乾燥させます。乾燥して持てるようになったら細かなデカールを貼っていきます。
タミヤのデカールは印刷は非常にキレイなのですが、カルトグラフのように丈夫じゃ無いので注意して扱います。それでも今回もデカールの密着にクレオスの水性塗料用の溶剤を使いました。
デカールを貼ったら綿棒や平筆を使って水分をできるだけ取ります。そしてクレオスの水性溶剤を塗りそのまま放置します。ここでさわるとデカールが柔らかくなっているので破れてしまいます。デカールはしわしわになるのですが、気にせず放置します。さわると破れますからね。
乾燥し終わるとデカールは縮んでピッタリと密着します。繊細な機体のパネルラインやリベットまでもしっかりとデカールがなじんでくれてます。これならバッチリでしょう。下地のクリアのおかげでシルバリングも起こしていません。
キャノピーの塗装
デカールの乾燥待ちの間にキャノピーの塗装をします。キャノピーにはマスキング用のデカールが付属していますから切り抜いて位置を合わせて貼り付けるだけです。
欲を言うなら切り抜かれていればさらに良いのでしょうが、余り贅沢は言ってはいけません。頑張って切り抜きましょう。
最初にマスキングの隙間から塗料が染みこむのを防ぐためにツヤ有りクリアを全体に吹きます。クリアなら染みこんでもわかりませんからね。
次に窓枠の内側の色であるツヤ消し黒を全体に吹きます。さらに銀色を吹き、その上からヘアスプレー、そして最後に木耐食を吹きました。銀とヘアスプレーを塗ったのは窓枠にも塗料の剥げた痕をつけたかったからですが、細すぎて思うようにはいきませんでした。
マスキングテープを剥がしたらできあがりです。部分的に細かったりするところもありますが、おおむね成功です。細すぎる箇所はマスキングの失敗が原因なのですが、筆塗りで修正しておきました。
(全作品完成まで あと90)
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