ツヴィーシェン・レーズング その2 履帯の組み立て
2014年6月9日
並べて接着
ドラゴンの組み立て式履帯『マジック・トラック』を作ります。塗装の時の手間を考えて履帯と車輪がバラバラになるように、履帯を1本の大きな輪っかとして組み立てます。
まずは必要数だけ履帯を並べます。その時に押し出しピンの跡を削りながら5枚一組で繋ぎます。繋ぐと言っても、さわればすぐに外れてしまうので、並べているだけですけどね。今回は99コマなので5コマ×19組+4コマです。
パーツが揃ったら時計で時間を確認していよいよ接着です。接着にはリモネン系の接着剤を使います。この接着剤は乾燥硬化は遅いのですが、一度固まるとガッチリと接着してくれるので、この作業に最適です。
端から筆で接着剤を流しながらどんどん繋いでいきます。作業はA4サイズのペーパーパレットの上で行います。これならば履帯が溶けても台にくっつきませんからね。
一列全部繋がったらゆるいところが無いように少し押さえて詰めます。そしてペーパーパレットの端を使ってまっすぐに揃えます。もちろん定規とかを使ってもいいですよ・・・というかその方がいいですね(;^ω^)
曲げて取り付け
接着剤を塗り始めてから30分ほど待ちます。すると接着剤が固まりだして丁度板ガムほどの堅さになります。指でゆっくりと曲げてやると形を作れるくらいの堅さです。
中央で半分に折り曲げます。そしてこれを車輪をはめた車体に通します。くれぐれも履帯の無機には気をつけましょう。この写真はしっかり逆向きです(+_+)\バキッ!
最終的に起動輪の歯の部分で繋がるようにします。そうすれば起動輪の歯が押さえになってくれますからね。このときも起動輪に接着剤が付かないようにするのが注意点ですね。
輪っかになったら、フェンダーと履帯の間に小さくちぎったティッシュを挟んで履帯の垂れを再現してやります。ドイツ戦車はあまり波うたせない方がいいですね。イギリスやソ連の戦車はダルダルです。これって起動輪が前にあるのか、後ろにあるのかの違いでしょうかね?
一晩置いてディッシュを外します。ちゃんと形になってくれました。試しに外してみます。履帯は繋がったまま、全ての車輪を外すことができます。これで塗装の時にずいぶんと塗り分けが楽になります。
外した履帯はもう一度戻しておきます。というのも接着剤の溶剤成分が蒸発するときにプラが縮むために、外したまま置いておくと次にはめるときに小さくなってしまって、はまらなくなってしまうからです。まぁ、1週間もはめっぱなしにしておけば大丈夫でしょう。これで戦車プラモ最大の山場は通過です。あとはどんどん組み立てるだけです。
(全作品完成まで あと89)
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