ツヴィーシェン・レーズング その7 追加工作とサフ吹き
2014年6月14日
テクスチャと泥汚れ
正面の装甲板はかなりの厚さがあるようです。この手の圧延鋼板は表面に傷がたくさん入っており、それがまた重厚さを感じさせると思うのは私だけでしょうか。最近のキットではこの圧延鋼板の荒れ表現が最初からなされていることが多く、特にタミヤ製品はその表現が秀逸です。ですが、このキットの装甲板は表面がツルツルなので、ハンドリューターにバードリルを付けて、傷を付けてみました。
足回りですが、こちらには泥汚れを付着させます。以前重曹を使って泥汚れを付けたことがあるのですが、何年かして溶け出した重曹が再結晶して真っ白になってしまいました。それに懲りて、今度はパテでやってみることにします。ラッカーパテを適当にこすりつけて泥汚れっぽくしてみました。
チェーン
極細の銅線をよじったものをペンチで握りつぶして極細チェーンのようなものを作ります。これで前後の牽引フックを脱落防止用のチェーンとします。
キット付属のエッチングパーツ製のチェーンがジャッキ台の留め具に使われていますが、それと比べてもそれほど遜色ありません。手軽で安価に大量生産できるので便利です。
サフ吹き
これで組み立ては全部完了したので、一度全体にサフを吹きます。おっと、その前に金属部分にガイアのマルチプライマーを吹いておきました。
またハッチの裏側なども先に塗装をすませてピットマルチで仮止めしてあります。
サフはガイアのサーフェイサーを全体に吹きました。写真には写っていませんが、トーマシールドも全部サフ吹きをしました。キットの成形色のグレー部分は全部をバカ正直に吹いていません。表面処理を確認したい部分とか色が異なっている部分にだけ塗ってます。エコですね。
(全作品完成まで あと89)
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