ツヴィーシェン・レーズング その8 塗装
2014年6月15日
基本塗装
いよいよ本塗装です。まずは影色を吹くのですが、最近クレオスのマホガニーサーフェイサーを手に入れたことを思い出したので、それを使って影色を吹きます。最初からサフにこれを使えばよかったですよね。二度手間です。履帯や車輪も同様にマホガニーで塗っておきました。
使ってみて思ったのですが、私が普段使っている影色はマホガニーにタイヤブラックを足していますから、ここに黒サフを買ってきて混ぜて見ようと思います。もう少し暗い色の方が私の好みですからね。
左の写真は影色の上からダークイエローの暗色を吹いた状態です。自家製のダークイエロー(ダークイエロー:サンディブラウン:フラットホワイト=1:1:1)に影色を20~30%程度混ぜた色で車体の下半分を吹いた状態です。
ここに基本色のダークイエローをグラデーションになるように吹き、さらに光が強く当たる戦闘室の天板や主砲の真上の部分に基本色にフラットホワイトを20%ほど混ぜた明色を軽く吹いています。それが右の写真です。
フェンダーから下の部分と天板とでかなり違う色になっていることが分かります。室内の蛍光灯は壁に反射したりすることが多いので、光の回り込みが多く強い影ができませんが、屋外の太陽光は直進性が強いので影が濃くできます。室内で見るプラモに影を強く付けるのはそんな太陽光の効果を期待してのことなんです。
3色迷彩
3色迷彩の2色目はブラウンです。クレオスのレッドブラウンと基本色の自家製ダークイエローをほぼ同量混ぜて作った色を吹きます。基本色を混ぜることでコントラストが落ちて自然な感じになります。後からグリーンを吹くことを想像しながら隙間を空けて吹いていきます。これがなかなか難しい(;^_^A
3色目はオリーブグリーンに自家製ダークイエローを混ぜた色を使います。主砲の付け根にかかっていますから、砲身を左右に振りながら塗り洩らしがないようにします。今回のような大きめのザックリとしたパターンの場合は完全にぶっつけ本番でエアブラシで塗ってしまいます。最初は細目に描いておけば後から調製できますから、以外と上手くいきます。
最後にグリーンとブラウンの部分にダークイエローでスポットを入れていきます。なるべく小さなスポットにしたいので、0.2mmのハンドピースを使いました。それでも所々点が大きくなってしまいました。エアブラシで細かな点や細い線を引くのは難しいですね。
次の工程はデカール貼りですから、デカールを貼る部分にツヤ有りのクリアを吹いてテカテカにしておきます。そうすればデカールの周囲が白くなるシルバリングを防ぐことができますからね。備えあれば憂い無しです。
(全作品完成まで あと89)
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