5号戦車回収車ベルゲパンター その4 影吹きとインテリアの塗装
2014年6月25日
サフ吹きと整形
サフを吹きます。今回は最近入手したクレオスのマホガニーサフを使ってみます。オキサイドレッドのサフは前からあったのですが、少し赤すぎる感じがしていたので、この色は前から興味がありました。で、実際に使ってみると、私が以前より使っていた影色よりはやはり明るく、次回からはこれに黒サフを足してみることにします。
このキット、そこら中にヒケが見られるので、かなり組み立ての途中でも修正してきたつもりだったのですが、サフを吹くと見えなかったところまでよく分かるようになるので、新たに何ヶ所かヒケを発見しました。それらはもう一度パテで修正してサフを吹き直しです。
自家製ダークイエローの調合
塗装に入る前に、丁度自家製のダークイエローが無くなったので調合します。AFVモデラーに取っては大量に使う色なので、大きな調合瓶を使って作り置きをします。また何度でも再現できるようにできるだけシンプルな作り方にしています。
この写真の3色、フラットホワイト、サンディブラウン、ダークイエローを全部瓶ごと放り込んで混ぜるだけです。簡単ですね。
後は作る車輌によってその時の気分で白を増やしたりすることもあります。
インテリアの塗装
車体の内部を塗装します。運転席の床やトランスミッションは説明書の指定ではブラックグリーンなのですが、いつものドイツ軍らしく勝手にジャーマングレーで塗装しました。ジャーマングレーといってもホントはもう少し明るいエキストラ・ダークシーグレー(Mr.カラー#333)なんですけどね。
起重機のワイヤーはメタルカラーのステンレスで塗装しています。説明書の指定ではメタリックグレーなのですが、メタルカラーの方が金属!って感じがしますよね。ただパーツ成型の技術的問題なのか、ワイヤーの撚り目の表現がドラムに巻き付いている部分と水平の部分が同じになっていないのがちょい残念です。
車体上部のパーツをかぶせてみました。運転席はこれくらい見ることが出来ます。自走砲並がそれ以上は見えますよね。
ドラゴンのキットでは各部の塗り分けはほとんど説明書に指示されておらず、自分で勝手に調べなさい・・・ってとこなんでしょうが、イタレリではわりと細かく指示されています。まぁ、タミヤ程度でしょうかね。実車の資料なんて持っている人も少なく、ネットとかで調べれば・・・ってことかもしれませんが、説明書に書かれているとそりゃウレシイですよね。この私のベルゲパンターもだいたいは説明書の指示にしたがって塗分けています。これくらい塗分けられれば情報量としては十分です。
(全作品完成まで あと89)
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