帝国海軍特型潜水艦 伊号-401 Op.348 制作開始
2014年8月30日
第二次世界大戦最大の潜水艦
第二次世界大戦最大の潜水艦が日本海軍の特型潜水艦伊号-400シリーズです。2012年に中国の潜水艦に抜かれるまで通常動力の潜水艦としては史上最大で、400、401、402の3隻が建造されました。地球を1周半できる長大な航続距離を持ち、水上攻撃機の晴嵐を3機搭載して米国本土やパナマ運河の攻撃を計画されました。
キットは童友社製の1/300です。今となってはめずらしいスケールなのですが、なにしろ古いキットなので、こんなスケールもあったんですね。そして古いキットらしくモータライズでして、自動浮沈装置付で浮き沈みしながら走らせることができます。といっても40cmを超える潜水艦のオモチャを走らせるにはそれなりの水場が必要です。これからその場所を探さないといけませんね。
実は行きつけのプラモ屋さんの8月のお題『水物』に参加するために用意したのですが、サイトの引っ越しや他のヤボ用(今は言えないんですよね)のために制作開始が遅れに遅れ、とても月末には間に合いません。いやもう諦めました(;^ω^)
新サイトへの旧サイトの記事の引っ越しに一生懸命になっていないで、間に合わないまでも8月中に着工だけはしようということです。いつまでもバックナンバーばかりでは読者のみなさんに申し訳ないので、ペースは遅いながらもボチボチと新作もアップしますね。
モーターの組み込み
非常に古いキットで、指示されているマブチモーターのRE-280モーターがまだ手に入るかどうか心配だったのですが、どうやらまだまだ現役のようです。プラモ屋さんで注文したらすんなりと入荷しました。
ゴムのジョイントが古くてもろくなっていたので心配だったのですが、なんとか組み込むことができました。
船尾艦底部分は自動浮沈装置の舵や可動するスクリューを組み込むために複数のパーツに分かれています。それらの合わせ目がそれはそれは大きく開いています。当時のプラモはスケールキットではなく動くオモチャの範疇だったのか、合わせ目の溝には鷹揚なようです。またヒケも随所に見られ、それはそれは悲惨な状況です。まぁ、これも予想されていたことですけどね。
そのまま放置するわけに行かないので、直せる範囲で直すことにしました。どうせ締め切りには間に合いませんからできるだけのことはしようと思います。
船体の仮り組み
このキットはモーターライズということで船体内に乾電池を収納するようになっています。そのため船体はボルトとナットでガッチリととめることができます。そこで実際に仮り組みをしてみました。
するとどうでしょう、電池を入れるための中央部分の艦底パーツをはめると、前後の艦底パーツとの間に向こう側が見えるほどの隙間が空いてしまいました。ここは両側に壁があるので、水は漏れないはずですが、このままではさすがにみっともありません。さすがに完全に溝を埋めてしまうこともできませんので、プラ板などを挟んで隙間を小さくはしてみます。
問題は水漏れ防止用のゴムパッキンです。これがすでに劣化を通り超えて粘土のようにべちゃべちゃになっており、その気になれば好きな形に変形させられそうです。艦底の前後にある水抜き用の穴のゴム蓋もすでに形を失っています。
一応ボルトで締めてありますが、おそらく防水はまったくできないかと思います。この艦はおそらく最初に電池を投入した後は隙間にビニールテープでも貼って強引に走行させた後は、浸水によりあえなく処女航海で沈没となるでしょう。
実際にモーターでこの潜水艦を走らせる望みを持っていたのですが、どうやらそれは叶わぬ夢となりそうです。それでもモーターライズ仕様のまま完成させるか、それとも全てのパーツを接着して合わせ目の溝を消し、少しでもスケールモデルに近づけるかの選択を迫られます。
どんなにがんばっても、このキットを見応えのあるスケールモデルとして完成させることはできそうもありません。そうかと言って、モーターライズで完成させても走らせることはとうてい無理でしょうね。やれやれ・・・(-_-)
(全作品完成まで あと87)
ゴム板を買ってきてゴムパッキン作るとか、バスコークでパッキン作るとかも思いつかないのか。挙句にビニテとか、、、こんなごみ記事は世に出すべきではない。
あらら、こりゃ手厳しい。
たしかにもうすでに4年も放置ですからね。ここで終わればゴミ記事ですね。
そろそろ動きましょうかね~(;^ω^)