ドイツ・8tハーフトラック Sd.kfz.7 1943年型 Op.351 制作開始
2014年10月22日
Category : AFV ドイツTags : 8tハーフトラック
第二次世界大戦でドイツ軍は電撃戦を遂行するにあたり機動性に富んだ多くのハーフトラックを開発しました。その中で8tの牽引能力を持ち大砲の牽引や兵員の輸送に活躍したのが Sd.kfz.7 8tハーフトラックです。
8tハーフトラックは重量が7tの8.8cm対空砲や15cm重榴弾砲の牽引に使われました。砲が牽けるだけでなく、2桁にもなる操作員たちを乗せることができるのもいいですよね。箱絵にはsFH18重榴弾砲がチラリと描かれていますが、今回私は8.8cm対空砲Flak37を牽かせようかと思っています。
ドラゴンからは今まで初期型や後期型が発売になっており、今回の1943年型はいわゆる中期型になるんでしょうかね。私はハーフトラックはあまり詳しくないのでよく分かりませんし、パッケージにある Typ HLm11の意味もよく分かりません。でも中期のモデルですから、対空砲も中期のFlak37あたりが丁度良さそうな気がします。
キットには日本限定で乗員のフィギュアが10体も付属しています。6人の兵士が付いたランナーが同じものが2枚入っています。12人分のパーツを組み替えながら使って10人作るようです。
シャーシの組み立て
まずはシャーシの組み立てからです。パーツはスライド金型を駆使して少ないパーツ数で複雑な形を再現していることは分かるのですが、最近のドラゴンにしては珍しくパーティングラインがきつく、パーツの整形にはちょっと骨が折れました。鼻歌交じりにシャーシの組み立てまで終るかと思ったのですが、まだまだ全然です。
排気管は別で塗装したかったのですが、塗ってから組み込むのはちょっと無理っぽかったので、組み込んでしまいました。塗分けが困難なら車体下面はドロドロに汚してしまうという手もありますからね。
それにしてもほとんど見えなくなる箇所をここまで再現しますかね。サイバーホビー(ドラゴン)恐るべしです。まだまだこの見えなくなる箇所の工作が続きます。
本当ならシャーマンのジオラマやランサーエボリューションを作らねばならないのですが、うっかり作り始めてしまいました。シャーマンのジオラマは地面を塗っていてちょっと疲れちゃったんですよね・・・とイイワケをする。
でも今月中にはシャーマンのジオラマは完成させないとね。あと1週間か・・・
(全作品完成まで あと86)
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初めまして、グフフのフといいます。
早速ですが、HLというのはHochleistung 高回転(エンジン)のことではないでしょうか。
mはちょっと分かりません。
グフフのフさん、こんにちは。情報ありがとうございます。
Wikipediaをみると初期の型がKMm8で、1938年型がKMm11、そしてこの1943年型がHLm11なんですよね。HLがエンジンの型なら、後ろのm8とかm11はボディの型でしょうかね。零戦もたしか二桁のうち頭が機体の型で、後ろがエンジンの型ですから、それと同じ様なものなのでしょうか。
根生さん
今晩は。
HLmとKMmは生産会社に違いを表す物のようです。
KMmは、クラウス=マッファイ(この車両を設計、製作)、HLmはハンザ·ロイド·ゴリアテ(後のボルクバルト)を表す物ですが、違いは分かりません。
tomboy07さん、情報ありがとうございます。
なるほど、生産会社ですか。ドラゴンはその微妙な違いまで再現してるってことですね。わざわざ品名に付けるくらいですからね。すごいですね。