海上自衛隊・護衛艦 DDH-181 ひゅうが その3 エッチングパーツの取り付けと船体の塗装
2014年11月4日
エッチングパーツの取り付け
艦底をマスキングしていよいよエッチングパーツの取り付けです。空母型の護衛艦のひゅうがには飛行甲板の周囲に脱落防止用のネットが付いています。今回はヘリが飛行甲板に並ぶ作戦行動中という設定なので、ネットは倒した状態とします。切り離したエッチングパーツにゼリー状の瞬間接着剤を少量付けて甲板の周囲に貼り付けていきます。
艦橋にもエッチングパーツが付きます。本来なら檣楼の足場にも手すりがバッチリ付くのですが、今回のセットには入っていなかったので、そのままスルーします。汎用エッチングパーツを買ってきて付けるのも手ですね。
艦尾にも同様にエッチングパーツが付きます。これでいよいよ持つところが無くなってきました。今回はフルハルキットなので下に穴を開けて持ち手を付けるというわけにはいきません。上手い具合に飾り台が入っていましたから、艦底に当たる部分に貼って剥がせる糊のピットマルチ2を塗って貼り付けました。これで持ち手は確保です。
船体の塗装
船体を塗装します。先に影になる部分だけ船体色の軍艦色(2)に少しだけ濃いグレーを混ぜた暗色を吹いて、その上から基本色を吹きました。船体の側面は広いのでグラデーション塗装をしてあります。ただし船首はほとんどが甲板の影になっているので、全体に暗色で塗っています。
艦橋の甲板は実際の船では滑り止め塗装のために船体よりも少し暗い色に見えるらしいのですが、実際の艦の写真を見てもそれほど違いが分からないので、そのまま側面と同じ色としました。少し黒く見えても光が強く当たるので、その分が相殺されてしまうのかもしれませんね。
塗装が乾燥したらマスキングテープを剥がしてみました。どうやら大きな失敗はなさそうです。
飛行甲板は後でデカールを貼ります。そのデカールのシルバリングを防ぐために一度全体をツヤ有りクリアでオーバーコートします。ツルツルに仕上げるとデカールがプラに密着し周囲の透明部分が白化するのを防ぐことができます。
クリアコートのおかげで艦橋が飛行甲板に映り込んでいます。
空中線を張るためのポール
艦橋と煙突の間にある小さな箱(実際は大きいんですけどね)は信号旗を収納する箱です。ここから信号旗を掲揚するためのロープが檣楼に向かって伸びているのですが、そのロープを留めるためのポールが箱から出ています。これを真鍮線の追加で再現してみました。
また煙突にも同様に空中線を留めるポールが出ているので、これも真鍮線で追加です。空中線を張ろうかどうか迷っていたのですが、これで張るのは決定ですね(;^ω^)
(全作品完成まで あと89)
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