8tハーフトラックSd.kfz.7 1943年型 その12 車輪の組み立て
2014年11月28日
Category : AFV ドイツTags : 8tハーフトラック
塗装
フィギュアの塗装ばかりしていると疲れちゃうので、気分転換に転輪や起動輪、前輪などを塗装します。一番外側にくる転輪はこすれて塗料が剥げた状態を再現するために、プライマーレッドを塗ってからシリコンバリアを塗り、その上からダークイエローを塗って傷を付けてみました。
キレイに細かな傷が入るのですが、塗膜をあまり厚くしたくなかったということもあり、下地のレッドプライマーに色味を引っ張られてしまいました。
どうも聞くところによると、ぶつけて塗料が剥げるときというのは、プライマーが露出するのではなく、金属面まで一気に塗料が持って行かれてしまうそうです。そんなわけで、今まで通り焦げ茶色とかグレーでチッピングを入れた方が良いそうです。
まぁ、表現はモデラーによってまちまちでしょうから、私はプライマーレッドではなくくすんだ焦げ茶のチャコールグレーを使うことにします。
転輪や起動輪のゴム部分を塗分けます。数は多いのですが、境目がハッキリしているのでそんなに大変じゃありません。フィギュアの塗装で非常に細かい作業をしていましたから、かえって楽ちんなくらいです。テレビを見ながらコツコツと塗分けてしまいました。
汚し
最初にタミヤのスミ入れ塗料のダークブラウンでウオッシングをします。塗料が乾いたら溶剤を浸ませたふでで拭き取ります。入り隅にだけ塗料が残って良い感じになります。
次に車体を汚したときに出たピグメントを消毒用のアルコールで薄めて塗ります。アルコールを使うのは非常に早く揮発してくれるからで、作業性が全然違うからです。消毒用のアルコールって飲む訳じゃ無いけど酒税がかかっていて高いのですが、それでも500mlで1000円くらいですから、タミヤの溶剤に比べて高くないですよね。もしかしてタミヤの溶剤にも酒税が・・・マジで?
組み付け
塗装が終った車輪を順番に組み付けます。起動輪は履帯をはめるときに回転して欲しいので、まだ接着してありません。他はもうガッチリ接着済みです。
裏側から見るとこんな感じですね。ハーフトラックの複雑な機構がほぼ再現されていますから、こうして裏返してみるとさすがですね。
次は履帯を塗装して取り付けます。フィギュアを塗ったり車体を作ったりを言ったり来たりしながらゴールを目指します。ゴールを感じ始められましたが、まだまだ先は長いですね。
(全作品完成まで あと90)
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