M42A1ダスター自走高射機関砲 その3 車体の組立て
2014年12月18日
車体の組み立て
このダスターが難キットと言われる一番の理由がこの車体の組立てです。実は事前に個のキットを作ったことのあるN指令の話やネットでの制作記から得た情報によると、車体の前後に隙間が空いてしまうらしく、そうかと思うと、ターレットリングがキツクてかなり削らないと砲塔が入ってくれないらしいのです。こりゃもうハチャメチャじゃないですか・・・
実際に仮り組みをしてみました。説明書の通り、ターレットリングをつなぎ、そこに車体の天板を前後に伸ばしていきます。確かに少なくない隙間ができます。しかもターレットリングには砲塔は入りません。オーマイガッ!!です。
しかし、そこで発想の転換。説明書通りターレットリングから作っていくとリングはきつく、その逆に車体の前後に隙間ができる。ならば、車体の前後から作っていき、最後にターレットリングを組み立てたらどうでしょうか。
ご覧の通り、リングのつなぎ目に隙間ができてしまいました。でもこの隙間はパテで埋めれば大丈夫。もともとあまり見えない場所ですしね。そしてそのおかげでターレットリングが少し大きくなって砲塔はすんなりとはまってくれました。というより、どんぴしゃなサイズです。
車体の前後から組み立てているので、そこにはもう隙間はありません。これで難問は無事解決です。おそらくターレットリングのパーツの設計が間違っているのか、それともターレットリングにはそもそも隙間がある・・・う~ん、まさかね(;^ω^)
車体上部の組み立て
車体がうまくいったので気を良くしてプチディテールアップです。ヘッドライトの中をくりぬいて銀色に塗り、そこに透明レジンを流して固めました。使ったのはガイアの瞳用ジェルクリアです。紫外線で硬化するので作業が早く進みます。レンズをマスキングして車体に取り付けました。
フェンダーなども信じられないほど薄く整形されており、そのまま組んでいくだけでもすごくカッコイイですね。この薄さでは店頭に長く放置されると変形が心配です。もし積みプラしている方がお見えでしたら早めに作る事をお勧めします。
いやはやなんという繊細さでしょう。さすがはAFVクラブです。排気管は大抵は薄々加工をするのですが、この排気管はキットのままなんですよ。手を入れたとしたら予備履帯の連結用の穴を開けたくらいです。あと、右のOVMラックの上にある小さな排気管(砲塔旋回用のエンジンでしょうか?)の排気口はミニドリルで開口しました。
左のフェンダーに乗る予備の砲身は塗り分けがあるので、塗装後に取り付けることにしました。留め具も後から接着します。土曜日午前中の作業はここまでです。順調です。
(後日追記:この制作は2013年7月6日土曜日に行われました)
(全作品完成まで あと88)
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