M42A1ダスター自走高射機関砲 その5 塗装
2014年12月21日
サフ吹き、影吹き
サフを吹く前に金属部分と履帯にガイアのマルチプライマーを吹きました。あの軟質プラの履帯もマルチプライマーを吹くと塗装ができるそうです。サフはガイアのサーフェイサーです。
次に影色(自家製のチャコールグレー)で影吹きをします。とくに砲塔バスケットの中は塗料が届きにくいので、これでもかというくらいしつこく吹いてあります。これで本塗りの塗料が届かなくても大丈夫です。あまり塗りすぎて砲が動かなくなったらどうしようと心配していましたが、それは大丈夫なようです。
基本塗装
陸上自衛隊セットのOD色を基本に、影色を混ぜた暗色、そしてフラットホワイトを混ぜた明色を使ってグラデーションをかけます。
暗色はほぼ車体の2/3程度を塗るので一番大量に使います。暗色を塗った状態がこの写真です。戦闘室内部やフェンダーから下は暗色でほぼ塗り終わりですね。
次にその上から、基本色を半分くらいかぶせます。ほぼ全部同じ色で塗ったように見えますが、それくらいじゃないと不自然ですよね。だってもともと全部同じ色で塗られている車輌なんですから。
最後に光が強く当たる天板などだけに明色を入れます。これで単調になりがちな単色の車体にメリハリが付きます。
屋外にある戦車は太陽光で強い影ができるのですが、それを室内の蛍光灯の下でも再現するためにグラデーション塗装をします。今流行のカラーモジュレーションとは基本的に違います。
カラーモジュレーションは私がやるとなんか不自然で装甲板が反って凹んでしまうように見えちゃうので止めました。なんだか薄っぺらな紙でできた戦車に見えちゃいました(;^ω^)
デカールを貼る部分の下地としてツヤ有りのクリアを吹いてテカテカにしておきました。これで1日乾燥待ちします。
アンテナの加工
1/35換算で8cmものアンテナが付きます。アンテナは伸ばしランナーで作れと指示されていますが、ここは0.4mmの真鍮線を使うことにしました。そしてその受けになる部分に穴を開けようと思ったのですが、細すぎてうまくできず、これを切り飛ばして、真鍮パイプを埋めました。これも少しセンターがずれてますけど(;^ω^)
この加工のおかげでアンテナは抜いておくこともできます。箱に入れてしまっておいたり、輸送するときに楽ですね。
今日はまだ時間がありますが、ここで一度休憩します。もうゴールは見えてきています。ちょっと安心ですね。
(全作品完成まで あと89)
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