8tハーフトラックSd.kfz.7 1942年型 その15 幌と荷物
2014年12月2日
Category : AFV ドイツTags : 8tハーフトラック
幌の制作
オープントップの8tハーフトラックですが、大きな後部座席全体を覆う折りたたみ式の幌が装備されています。タミヤのキットではたたんだ状態も開いた状態もパーツでキットに含まれているのですが、ドラゴンのキットにはどちらも入っていません。箱絵にはきっちり描かれていますから、忘れたんでしょうかね。
しかたがないので自作することにします。まぁ、たたんだ状態ならなんとかなるでしょうと軽い気持ちで始めました。
まずはプラモ屋さんに行って、店長にお願いしてトランペッターのキットに入っているパーツを見せてもらいました。普通はそんなことプラモ屋の店頭でやっちゃダメなんですが、店長はお友達なので、気持ちよく見せてくれて写真まで撮らせてくれました。ありがとうございます<(_ _)>
その写真を元に外に見える部分の骨をそれらしく作り、ランナーで芯にして繫ぎました。ここに幌のシートを付ければ出来るはずです。
タミヤの軽量エポキシパテをシッカロールを撒いたステンレス板の上で薄くのばし、シート状にします。これを骨に合わせて巻き付けます。実際には幌は巻き付いているのではなく折りたたまれているので、最後は折りたたんだ感じに仕上げます。
両端はベルトで束ねられるので、そこは細くなるように整形するのですが、なかなか粘土細工は難しいですね。なんとかそれらしい形になったのでこれでヨシとします。
その他の荷物も作ります。巻いてあるシートはジャンクパーツに丁度良いサイズがあったので、使いました。荷台の上の荷物は適当なプラの四角やヘルメットをプラ板に貼り付け、その上に先ほどと同じ伸ばしたパテのシートをかぶせました。もう少ししわにすればよかったのですが、いつの間にかしわがなくなってしまいました。少し柔らかすぎたようですね。
ジェリカンも用意します。黄土色のジェリカンはタミヤのジェリカンです。グレーのはドラゴンのジェリカンです。どちらも余り物のジャンクパーツなのですが、ドラゴンは間にエッチングパーツでできた溶接用のひだを挟んでいます。なかなか凝った作りですね。
荷物と幌を塗装しました。ほとんど全部同じ色で塗っちゃう感じなので、エアブラシでサッと吹いておきました。
場所が余ったのでバケツを乗せてみました。バケツは真鍮製でドラゴンの何かのキットのオマケだったと思います。少し大きいのですが、薄くて良い感じです。
(全作品完成まで あと90)
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