3号戦車B型 その6 基本塗装
2015年1月5日
サフ吹き
組立てが完了したのでサフを吹きます。最初に金属部分にだけメタルプライマーを塗ってから、サフを吹きます。プラの成形色がサフとほとんど同じなので、サフは金属部分やパテで修正した部分にだけ吹きます。それで十分ですよね。
影吹き
自家製のチャコールグレーで影吹きをします。影になる部分を暗くするのと、塗料が届きにくい部分に保険として塗ります。入り組んだサスペンション部分はまっ黒です。
転輪も影色を塗っておきます。これだけ直径が小さいとほぼまっ黒ですね。
履帯の下塗りも焦げ茶色でするので、いつもこの影色をそのまま使います。実はタミヤの履帯用塗料もほぼ同じ様な色なんですよね。履帯はこの上からさらに軽くダークアイアンを吹きかけておきます。
基本塗装
今回は大戦初期の車輌ということでジャーマングレー1色です。とはいえそのまま全部同じ色で塗るのではなく、まず基本色より暗い暗色で車体の下半分を塗ります。この色はガイアのデュンケルグラウに白を適当に混ぜて作っています。
続いて基本色で残りの部分を塗ります。斜めになった面はクッキリと切り替えますが、垂直な面はグラデーションをかけて変化させています。使う基本色はジャーマングレーではなく、クレオスのMr.カラー#333のエクストラライトシーグレーです。少しだけ青みがかった良い感じのグレーです。タミヤのジャーマングレーに比べると少し明るいですね。
最後にニュートラルグレーを明色としてハイライトを入れます。ハイライトは砲塔の天板やフェンダーなど水平面の光が強く当たる部分に入れます。
この写真では上の写真に比べると色味が少し違ってしまっていますが、これはカメラのせいでしょうかね。ただ砲塔の側面と天板、キューポラの側面とハッチの色味の違いを見てもらえばハイライトが分かると思います。
最後にデカールを貼る予定の部分にツヤ有りのクリアを吹いておきます。こうすることでデカールのシルバリングを防ぐことができますからね。
(全作品完成まで あと92)
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