3号戦車B型 その8 フィギュア
2015年1月7日
Category : AFV フィギュア ドイツTags : 3号戦車
フィギュアの組立て
このキットにはフィギュアが付いていませんから、フィギュアは別で用意します。大戦の極初期の戦車ですからフィギュアもそれなりの初期っぽいものが必要になります。大戦の初期には戦車兵は大きなベレー帽をかぶっていました。これは狭い車内で頭をぶつけた際に保護するのを目的としたのですが、ヘッドホンがしにくいとか大きすぎて邪魔になるなどの理由でまもなく廃止されます。
この戦車に乗る戦車兵ならこの大きなベレー帽はやっぱりかぶっていて欲しいと思うのですが、たまたま手持ちのジャンクパーツにこのベレー帽をかぶったフィギュアを持っていたので使いました。サイバーホビーの3号突撃砲E型に付属してきたフィギュアの1体だったと思います。
3号戦車の砲塔は小さいのでフィギュアの脚をピッタリと寄せないと入りませんでした。股の内側をかなり削って脚を揃えて乗せることができました。
車長用の椅子の上に立たすとこんなにも体が飛び出てしまうんですね。でも、向かうところ敵無しの大戦初期のドイツ機甲師団ですから、これくらい自信たっぷりに体を出して偵察しているのもらしくていいですよね。
フィギュアの塗装
フィギュアの首はこんな風に外れるようになっています。首には真鍮線が差し込んであり、塗装の時の持ち手にもなります。
ラッカーで下塗りをしてから、アメリカーナという水性アクリル塗料で塗装しました。まっ黒な戦闘服ですし、1体だけなので1時間ほどで塗装完了です。
塗装ができたらツヤ消しクリアでオーバーコートして塗装を守ります。というのも、アメリカーナは安くて色数も豊富、しかも発色が良く扱いやすいと良いことずくめなのですが、塗膜がメチャクチャ弱いので、ラッカーでの保護は必須です。
最後にベルトや靴を塗ります。これらは半ツヤですから、ツヤ消しコートの後から塗ります。そしてタミヤの水性アクリルのセミグロスクリアを筆塗りで顔や手に塗ります。やっぱり人の肌は多少ツヤがあった方がいいですからね。
これで完成…と思ったのですが、戦車にもう一工程手を加えることにしました。完成は明日ですね。
(全作品完成まで あと92)
コメントを残す