パンツァーヴェルファー42型 その3 履帯の組立て
2015年1月30日
Category : AFV ドイツTags : ネーベル・ヴェルファーパンツァーヴェルファーマウルティア
このキットにはボーナスパーツとして連結組み立て式履帯が付属してきています。今回はそれを組み立てました。地面に接する部分だけが板状に整形されており、残りの部分はバラバラのパーツを接着剤でつなぎました。作業の詳細は続きをどうぞ
履帯の連結
ランナーから切り離した履帯は説明書の数だけ並べます。あらかじめつないでおいてもすぐに取れちゃいますから、5個くらいずつ塊にしておけば数がしやすいですね。
数だけ並んだらリモネン系接着剤を筆で流していきます。この作業をしている白い紙は表面がツルツルのペーパーパレットでして、接着剤で塗れてもしみることもなく、パーツがくっついちゃいこともありません。
接着剤を流した履帯は順につないで1本にします。
リモネン系を使うのは硬化がゆっくりなのと、固まった後の接着力が強力だからです。だいたい巻き付けられるほどになるまで30~40分かかりますから、十分余裕を持って作業できます。
全部つなぎ終ったら定規を当ててまっすぐにしておきます。間が空いていたりしないかチェックしてしっかりとつないでおきます。
履帯の巻き付け
履帯がだいたい板ガムほどの堅さになったら巻き付け準備完了です。まずは半分くらいの位置をゆっくりと曲げて誘導輪に当てます。
そして片方の端を起動輪の歯に引っかけて位置を決めたら、反対側の端も起動輪の歯に引っかけて両方をくっつけ、テープで仮止めします。
履帯が自分お重さで弛んで波打つように上部転輪に合わせながら形を作ります。接着剤が固まっているとは言っても、ゆっくり動かせば形が変わってくれるので、形を作るには丁度いいですね。
一晩置いてしっかりと接着剤が固まったら、この写真の様に履帯を外すことができます。こうすることで塗装が非常にやりやすくなります。
履帯は接着剤の揮発とともに接着部分が縮んでわずかに短くなります。経験上は1コマ分くらいは縮むこともあります。そこで縮むのを防ぐために、もう一度履帯をはめ戻します。このときに両端は起動輪の歯にしっかりと噛ませます。こうやって1週間ほど置いておけばこの形で固まってくれるはずです。
(全作品完成まで あと92)
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