F6F-3ヘルキャット その4 サフ吹きと塗装1色目
2015年3月20日
Category : 飛行機Tags : F6Fヘルキャットアメリカ海軍
いよいよ塗装開始です。まずはキャノピーをマスキングします。今回は新兵器を使ってみます。そしてサフを吹いてから、塗装の1色目です。機体下面を白で塗装します。
詳しくはつづきをどうぞ…
キャノピーのマスキング
大戦機のキャノピーは細かく窓枠が入った物がけっこうあります。大きなスケールのキットならマスキングは手間がかかるとはいうものの、根気よく作業すればなんとかなるのですが、1/72の様に小さなすけーるとなると、マスキングもなかなか大変です。
カーモデルなんかに使う伸縮性のあるメタルシールを使ってマスキングなんていう裏技もあったりするのですが、ハセガワからマスキング用の伸縮性シートが発売になっていました。
アプリケーションシートという名前からは、TFシールなんかを転写するのに使うシートらしいのですが、伸縮性のある半透明シートと言うことで、マスキングにも便利に使ってくださいと説明書に書かれています。そこで今回、ヘルキャットのキャノピーのマスキングに使ってみます。
キャノピーよりも少し大きめに切り出したシートを貼り付け、爪楊枝の先で密着させます。半透明なので、下の枠がよく見えます。
刃先の鋭いカッターナイフで枠の部分を切り取ります。PVC系のシートですから、切り口はスパッとキレイに切り取られます。
マスキングをしたら、機体に貼り付けました。その場合も紙のマスキングテープと違い、中がよく見えるので作業性がいいですね。
下塗り、サフ吹き
まずはツヤ有りクリアを吹いて目止めをします。シートの隙間から塗料が染みこむのを防ぐために、あらかじめクリアを染みこませてこれ以上塗料が入らないようにします。ツヤ有りクリアを塗ったら、半透明のアプリケーションシートがすっかり透明になっちゃいました。
次に機体内部色を塗ります。これが内側から透けて見えます。そして最後にサフを全体に吹きます。写真には写っていませんが、カウリングも同じ様に塗っています。
塗装1色目
機体の下面を塗装します。説明書ではフラットホワイトで指定されていますが、ここはアメリカ海軍の標準塗装色のホワイトFS17875(Mr.カラー316)を使いました。ちょっとだけアイボリーにふった白です。
機体の内部や脚も全部この色なので助かりますね。全部まとめて塗装しちゃいました。
(全作品完成まで あと98)
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