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イタリア・重戦車P40 その2 履帯の組み立て

Category : AFV イタリア

Scale : 1/35 Maker : タミヤ(イタレリ) Post : 368-2

履帯の組み立て

イタリア軍の自称重戦車(笑)P40です。今回は履帯を組み立てました。履帯は上下の直線部分は1枚板でカーブした部分は1コマづつ連結する部分連結式です。ですがいつもと同じ様にベルト式に組み上げました。

詳しくはつづきをどうぞ…

マイナスネジヘッド

牽引フック基部

履帯を組み立てる前に、あと少しだけシャーシの工作をします。この赤丸で囲った部分は牽引フックの基部です。この基部はキットでは六角のボルト(に見えますよね)で取り付けられているのですが、資料の写真集を見るとマイナスネジになっています。

まぁ、古いキットですから、その当時の金型技術ではそんなマイナスネジを再現するのは大変だったんでしょうかね。仕方が無いので、自分で加工することにします。

ヒートペンでマイナスネジの頭を再現

ボルトヘッドは一旦切り飛ばしてツルツルにしてしまいます。そうしておいて、十和田のヒートペンにマイナスネジのビットを付けて低めの温度で押さえつけます。

最初は要領がつかめずに(というか温度が高すぎて)、グチャッとなってしまったのですが、だんだん慣れてそれらしくなってくれました。

こうして拡大して見るとグチャグチャなのですが、まぁ、肉眼で見ればそれなりです(;^ω^)

履帯の組み立て

履帯の組み立て

履帯は説明書に従って必要な数を切り出し、あらかじめ一本につないでおきます。その際乾燥は遅いが、一度固まると丈夫なリモネン系接着剤を使います。

接着剤を塗り始めてから30~40分程度経つと履帯が板ガム程度の堅さになります。そうなったら真ん中あたりをゆっくりと折り曲げてそこを誘導輪に当てます。そのまま輪っかにして最後は起動輪の歯に噛ませてつなぎます。

そのまま一晩寝かせて充分に接着剤が固まったら一度外してみます。なんとか輪っかになってくれました。このまま外してしまうと、接着剤の揮発で履帯が縮んではまらなくなってしまうので、もう一度はめておきます。大事を取って1週間はそのままにしておきます。

履帯のディテールアップ

連結ピンの穴を開ける

話は前後するのですが、履帯を組み立てる前に、履帯のコマに連結ピンの穴を開けました。ドラゴンのキットなどでは、この穴やピンもちゃんとモールドされているのですが、イタレリにソレを求めてはいけなかったようです。

スカートで見えなくなる上の直線部分は未加工ですから比べてもらえば分かると思うのですが、それぞれのコマの連結部分に穴を開けています。時々変な場所に開けてしまっているのはご愛敬です。

(全作品完成まで あと96)

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