ドイツ・ティーガー1初期生産型 ヴィットマンの指揮戦車 Op.369 制作開始
2015年5月27日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1ヴィットマン
以前タミヤのキットを使ってヴィットマンのティーガー1初期生産型を作ったときに、例の記念写真のようにクルーが5人並んだフィギュアがとても欲しかったのをおぼえています。このフィギュアセット、かつてレジンキットで売られていたのですが、今ではとっくに販売されておらず、仮に見つけたとしてもすごいプレミア価格であることは間違いありません。
ところが昨年ドラゴンからこのヴィットマンとクルー達が入ったティーガー戦車のキットが発売になりました。なんということでしょう。これであのS04号車をコンプリートさせることができます。
タミヤのキットでS04号車を作ったとき、調べれば調べるほどキットの中味だけではどうにもならないことが分かってきました。あの時はズベズダ、そしてサイバーホビーのティーガーも一緒に作り、なんとか3輛のティーガー戦車からパーツをかき集めて再現することができました。
でも今回はそんな苦労はなにもしなくてもいいんです。箱の中に全てのパーツが入っています。しかも調査すらしなくてもいいんです。ドラゴンがちゃんと(タブンネ・・・(;^ω^))調べてくれているはずですからね。
特定の車輌を調べ上げて再現する行為はスケールモデラーとしては究極の作業でして、これが行きすぎるとプラモ作りが窮屈になってしまうことから、眉をひそめる方もいないわけじゃ無いのですが、なんの苦労も無く再現できるのならそれにこしたことはありませんよね。ここは是非ドラゴンさんのご厚意に甘えて、もう一度S04号車を作ろうと思ったわけです。自分が調べて苦労した昨年の作品と比べてみたいという気持ちもありますしね。
それでは元気に制作開始といきましょう。
足回りの組み立て
中期型や後期型は豊富にキットを出しているドラゴンも初期型はあまり商品が無く、このキットも極初期型に新規のパーツを加えて作ったものらしいのです。
そのため、車体の裏側に不要なモールドがあり、それを埋めるように指示がありました。パテを使うついでに、あまり目立たない箇所ですが、シャーシの不要な合わせ目を埋めておきました。
車輪を組み立てて取り付けます。複雑な千鳥配列の転輪は全部取り付けてしまうと塗装ができなくなるので、まだバラバラです。
ヴィットマンのS04号車は記録写真から左側の転輪のいつ第1と第3、第7が一番外側が欠落しています。キットではそれを再現できるように一番外側の転輪が無くなったときのためのパーツも入っています。
右側は記録写真が残っていないので、どうなっているのか不明なのですが、第1転輪と第4転輪の一番外側を無しにしてみました。第1転輪は起動輪への泥詰まりを防ぐために取り外されていることが多かったので、無しにしたのですが、第4転輪は…なんとなくです。(+_+)\バキッ!
実は四谷仙波堂さんの受け売りなんですけどね(^_^;)
説明書を見ると左右の転輪は別のパーツ番号が指示されています。何処が違うのかよく分からないのですが、まぜちゃだめだと思い、このように左右別々で保管することにしました。
ところが、このパーツ番号の違う転輪は、ゴムの部分に刻まれたメーカー名が異なるだけらしいのです。ですから左右で別々のメーカーにするよりも、適当に混ざっている方が自然ということで(これも仙波堂さんの受け売りです)、別々に保管してある転輪は全部混ぜてしまいました。
(全作品完成まで あと103)
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