ティーガー1初期生産型・ヴィットマン その2 車体の組み立て
2015年5月29日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1ヴィットマン
車体の組み立てをしました。インテリアは空っぽなのですが、ラジエターと燃料タンクは入っているので、それを先に塗装して組み込みました。たぶん入っていることも分からないとは思いますけどね(;^ω^)
詳しくはつづきをどうぞ…
車体後部の組み立て
車体の後部を組み立てます。今回の車輌は指揮車輌ですから通常の初期型とは少しレイアウトが異なります。
左の排気管の横にたすき掛けになっている斜めの円筒はアンテナのケースです。右のはいきかんの下にはエンジンを手動で起動するためのクランクが付くのですが、付け忘れています。実は説明書の取り付け場所の記載が間違っています。本当はココです
排気管カバーは塗装の手間を考えて後から接着することにします。さすがにこれを付けた状態で排気管の塗り分けは困難ですからね。
排気管カバーは薄い鉄板でできているので、エッジを削って薄々攻撃をしておきました。本当は下もするのですが、あまり見えないのでスルーです。
ラジエターと燃料タンク
車体の天板を取り付ける前にラジエターと燃料タンクを組み込みます。パーツも入っていますし、塗装指示も珍しく書かれているので、そのように組み立てて塗ったのですが、これまったく見えなくなるんですよね。
ドラゴンのキットは冷却ファンのあるメッシュの部分を開閉式に組み立てることができるのですが、実際にはここにエアフィルターのパイプが乗るので、開けることはできないんですよね。ですから、これらはこれが見納めってことです。
車体天板の組み立て
エンジンデッキを組み立てます。ゴミよけのメッシュはただのエッチングパーツではなく、ちゃんと縁が実車同様にプレスで折り曲げられています。そのためリアルなだけで無く、位置決めも接着も容易です。
赤矢印の部分には大きな十字ネジのヘッドがあるのですが、従来のキットではこれが全部キレイに揃ってモールドされていたのですが、このキットでは別パーツになっています。ここはわざとらしく角度をバラバラにしてやるとよりリアルですよね。
車体天板の裏側と表側のメッシュになっている部分を塗装します。また、機関銃も塗装しておきます。これで取り付けの準備ができたので、車体に接着します。パーツの合いは非常に良いので、何の苦労もなくピッタリとはまりました。
車体前部
車体の前部を組み立てます。フェンダーと一体に成型されているパーツをそのまま差し込みます。
このキットでは設計が良いのかどの部分もピッタリとはまるのですが、ここだけはなぜか微妙な隙間が空いてしまいました。あちこちすりあわせをしながら干渉しそうな部分を削ってみたのですが、どうも上手くいきません。
そこで奥の手を使います。このようなわずかな隙間はパテで埋めるのではなく、十和田のヒートペンを使ってそのままリアルに溶接してしまいます。
ヒートペンを少し温度を上げて、コテの先でプラを溶かしながら隙間を埋めていきます。その時に溶接の痕を元通りに再現してやります。これで完璧ですね。
(全作品完成まで あと104)
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