ティーガー1初期生産型・ヴィットマン その3 車体細部の組み立て
2015年5月31日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1ヴィットマン
車体にフェンダー、エアフィルター、OVM類、ハッチなどを取り付けます。プラパーツだけでかなりの再現度です。ドラゴンさん、力入っていますね。
詳しくはつづきをどうぞ…
車体後部を組み立てます。一番目立つのはエアフィルターです。説明書では先にパイプを取り付けてからフィルター本体の取り付けとなっているのですが、私は先にフィルター本体をとりつけておいてから、パイプでつなぎました。
今まで作った初期型のキットの中で、このキットのエアフィルターが一番作りやすくキッチリと組み立てられました。
牽引ワイヤーやOVMなどを取り付けます。牽引ワイヤーの留め具には蝶ねじもモールドされており、なかなか気合いが入っています。
ハッチの横にある丸いちいさな筒は対人兵器のSミーネンの発射装置です。台座も含めて非常に良く再現されています。
この車輌ではヘッドライトは取り外されているのですが、取り外したときに現れる台座のコネクタもちゃんとモールドされています。以前作ったときはこの部分を自作でディテールアップしたのですが、最初からちゃんと用意されています。
ティーガー1初期生産型には車体前部に大きなスコップを搭載しています。これは雪かき用のスコップなのですが、この車輌ではこれは外されています。
キットではスコップ本体と留め具が別々のパーツになっており、外した状態も簡単に再現できます。このあたりもドラゴンのこだわりですよね。
車体の側面を組み立てます。フェンダーは左右それぞれが1体になっているのですが、これを一度つなぎ目で切り離します。裏側にはリブがあるので、丁度リブを半分に切らなければいけないので大変ですが、ナイフで切れ込みを入れてからノコギリで切り離しました。
取り付けるときは、少しだけ角度が乱れるようにしています。極初期型ではリブが無いためもう少しバラバラの角度になるのでしょうが、初期型ではリブがあるため、あんまり気持ち角度を変えるだけです。
側面につく細いワイヤーは履帯交換の時にエンジンの動力を使って重い履帯を引っ張るためのワイヤーです。この車輌ではこのワイヤーは装備されておらず、留め具だけが付いている状態なのですが、今回はキットのまま作って欲しいという依頼なので、悩んだ末取り付けることとしました。
これで車体部分は完成です。次は砲塔ですね。
(全作品完成まで あと103)
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