リパブリック・P-47Dサンダーボルト レイザーバック Op.370 制作開始
2015年6月8日
Category : 飛行機Tags : アメリカ陸軍サンダーボルト
久しぶりに飛行機を作ります。それも第二次世界大戦の米国陸軍の戦闘機P-47Dサンダーボルトです。
サンダーボルトは大きな機体に強力なエンジンを搭載した丈夫な戦闘機だったのですが、後により小型で高性能なP-51マスタングが現れると、爆撃機の護衛の任を解かれ、その代わり大きな搭載能力を買われて地上攻撃にまわされます。これが後にドイツ軍戦車部隊から大いに恐れられたヤーボ(戦闘攻撃機)となるのです。さすがのタイガーもこいつに狙われたらおしまいです。
さて、そのサンダーボルトですが、初期の型は操縦室の後ろが機体に埋まっているのですが、後に後方の視認性を良くするために水滴型の透明な一体型キャノピーに進化します。初期の型をレイザーバック、後期の方をバブルトップと呼びます。バブルとは泡なので容易に想像が付くのですが、レイザーバックってなんなんでしょう。辞書で調べてみたら、野生の豚(つまりイノシシですね)とありました。イノシシに似てるのかな?
キットはハセガワの1/72でレイザーバックとバブルトップの2つが入ったセットでして、この2機を同時に作ります。ですがまずは作品番号370としてレイザーバックを制作します。
制作記は続きをどうぞ…
機体の組み立て
通常飛行機のプラモはエンジンやコクピットを先に組立と塗装を済ませ、それを機体に組み込むのですが、このキットではエンジンはカウリングと一緒に後からはめられますし、コクピットは椅子らしき物とパイロットフィギュアがあるだけでスッカラカンですから機体を先に組み立てられます。
パイロットフィギュアは大きな機体なので、後からでも乗せることが可能なんですね。とりあえず貼り合わせと整形の必要なパーツを全部貼り合わせてしまいました。このまま接着剤やパテの硬化を待つことにします。
合わせ目を整形して組み立ててみました。パーツの合いは特に大きな問題はありません。主翼の付け根に少々隙間が空くので、左右の上反角を同じにすることに注意することが大切ですね。それと空いた隙間はパテで埋めておきます。
機体の中央に出来る合わせ目は実機のパネルラインには存在しない部分もあるので、そこもパテで埋めておきます。
パテの整形の際に筋彫りが消えてしまいそうになります。どうもこのキットの筋彫りは最近のキットの物に比べると薄いようです。古いキットなのかな。何ヶ所か失敗してしまいました。
(全作品完成まで あと102)
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