P-47Dサンダーボルト レイザーバック その4 キャノピーのマスキングとサフ吹き
2015年6月14日
Category : 飛行機Tags : アメリカ陸軍サンダーボルト
今回はサフ吹きです。でもその前にキャノピーのマスキングをしなくてはいけません。1/72は手で窓枠を塗り分けた方が簡単な気もしますが、今回も前作のヘルキャット同様にマスキングをしてみました。
詳しくはつづきをどうぞ…
キャノピーのマスキング
これはハセガワのアプリケーションシートというものです。伸縮性のある透明なシートで、弱粘性です。本来は薄いシールを支えて上手に貼るためのシートなのですが、その性質から、マスキングにも使えます。
これを何分割かしてキャノピーに貼り付け、鋭利なナイフで窓の部分だけを残して切り取ります。透明なので、作業がしやすいですね。
キャノピーを機体に接着します。黄色いマスキングテープでマスキングをしていると、中がほとんど見えないので、接着剤を流すのも恐る恐るなんですが、今回は中がよく見えるので、こちらの作業もやりやすくて助かります。
キャノピーのおでこの部分は曲率が大きくて、弱粘性で少し厚みのあるアプリケーションシートは浮いてきてしまうため、普通のマスキングテープで貼り替えました。
脚収納部など機体下面のマスキングをします。今回は脚のカバーのパーツを使ってふたをしてしまいました。このままではカバーが落ち込んでしまうので、ブルタックを収納部に詰め込み、その上から脚のカバーを貼り付けました。
多少の吹きこぼれはあるかもしれませんが、少しくらいなら筆塗りで修正可能です。脚収納庫のカバーも一緒に塗装できるので、一石二鳥です。
下塗り
マスキングをしたキャノピーは塗料がマスキングテープの隙間から染みこむのを防ぐために、ツヤ有りのクリアを一度吹きます。ツヤ有りのクリアなら染みこんでも目立ちませんし、これが隙間を埋めてくれるので、その上の塗料はこれ以上染みこんできません。
続いてキャノピーを内部色の黒で塗装します。内側から見える色を一番最初に塗ります。
サフ吹き
サフを吹きます。サフは筋彫りを埋めてしまわないように、仕上げ用のファインサーフェイサーを使いました。
サフを吹いたら、整形した表面の様子を確認します。一部ペーパーがけが不足している部分があったので、ペーパーをかけておきました。
サフの目的は表面のチェックですから、ペーパーをかけた部分はそのまま放置し、追加でのサフ吹きはしませんでした。
カウリングもサフ吹きをします。エンジンがすでに組み込まれていますから、マスキングのためにティッシュを詰め込んでおきました。こんなんで結構役に立ちます。
こちらは表面処理が上手くいっていたようで、修正箇所はありませんでした。このまま良く乾燥させていよいよ塗装の工程に入ります。
(全作品完成まで あと102)
関連するコンテンツ
作品No.370の記事一覧
- リパブリック・P-47Dサンダーボルト レイザーバック Op.370 制作開始 (2015年6月8日)
- P-47Dサンダーボルト レイザーバック その2 コクピット (2015年6月9日)
- P-47Dサンダーボルト レイザーバック その3 エンジンとカウリング (2015年6月13日)
- P-47Dサンダーボルト レイザーバック その4 キャノピーのマスキングとサフ吹き (2015年6月14日)
- P-47Dサンダーボルト レイザーバック その5 インベージョンストライプ (2015年6月16日)
- P-47Dサンダーボルト レイザーバック その7 デカール貼り (2015年6月25日)
- P-47Dサンダーボルト レイザーバック その8 細部の組み立て (2015年6月26日)
- リパブリック・P-47Dサンダーボルト レイザーバック その9 完成!! (2015年6月28日)
コメントを残す