« »

ドイツ・8輪重装甲無線車Sd.kfz.263 Op.372

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : AFVクラブ Post : 372-1

ドイツ・8輪重装甲無線車Sd.kfz.263 1/35 AFVクラブ

サンダーボルト2機が銀塗装の乾燥待ちに入ったので、別のキットにかかります。えっ?お手つきがいくつかあるって・・・それは言いこなしです(;^ω^)

今回のお題は ドイツ・8輪重装甲無線車 Sd.kfz.263 です。AFVクラブの1/35ですね。8輪重装甲車の Ss.kfz.232の無線指揮車タイプです。無線機を搭載するために上に伸ばされた戦闘室と大きなアンテナが特長です。

8輪重装甲車のキットは古いタミヤを作ったきりだったのですが、先日のホビーショーでAFVクラブのキットを見て、その出来の素晴らしさに心引かれていました。そんな折、行きつけのプラモ屋さんに、作ったこと無い無線車タイプで入荷したので、さんざん迷った末買ってしまいました。

このキット、先日購入したばかりなのですが、思うところあってすぐに制作に入ります。そのあたりの話はまたおいおいしていけると思います。それではさっそく制作記はつづきをどうぞ…

パーツの洗浄

シャーシのフレーム

これはシャーシのフレームです。このキットは装甲板は非常に薄く成型されており、それと同じ様にシャーシのフレームも限界まで薄く精密に作られています。そのため箱の中で変形してしまうのを防ぐためにブリスターパックに入っています。

これらのパーツを取り出して、まずはマジックリンで洗います。よく見ると、パーツを金型から外し安くするための離型剤がベッチョリとパーツに付いています。このままでは塗料が乗らないので、繊細なパーツを壊さないように注意しながら洗いました。

シャーシの組立て

シャーシの組み立て

シャーシを組み立てます。ドイツの8輪装甲車は非常に凝ったメカを持っており、なんと8輪駆動なのはあたりまえとして、88輪操舵システムまで備えています。8つの車輪がそれぞれ最適な角度に舵が切れるんですね。これで大きな車体も内輪差無しで小回りを利かすことが出来ます。

シャーシの組立て

さらに8つの車輪はそれぞれ独立して動く独立懸架のサスペンションを備えており、キットでも付け根にゴムのブッシュを付けることで、実際に可動式に組むことが出来ます。さすがに舵は切れませんけどね。

ペダル、ステアリング、エンジン

リーフスプリングを取り付けます。スプリングは中央の部分で車体に接着しており、左右のサスアームには接着していません。それでサスペンションを上下に動かすことができます。

エンジンは下半分しかありません。どうせここまで再現しているのなら、完全に再現してくれても良かったのに…って思いますよね。

ペダルやステアリングのシャフトも取り付けます。普通プラモではこれらは運転席の床に接着するのですが、このキットではちゃんと床下の装置に繋がっていたりします。あまり見えない所ですが、凝ってますね。

シャーシの組み立て

トランスミッションやデファレンシャルギア、燃料タンクもちゃんと再現されています。

フレームを左右につないでいるパーツは、なんと1箇所あたり5個のパーツで出来ています。それは軽め穴を全部再現するために面毎に異なるパーツに分割されているからです。

この時点までですでにパーツ数は118個も使っています。ちなみにタミヤのSd.kfz.232ではたったの34パーツでした。AFVクラブ恐るべしです。

(全作品完成まで あと102)

 

 

 

 

 

 

 

 

関連するコンテンツ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

« »