イタリア・AB40鉄道装甲車 Op.374 制作開始!!
2015年7月22日
Category : AFV イタリアTags : AB40
ドイツ軍のハイテク8輪装甲車の次はイタリア軍の4輪装甲車です。アウトブリンダと呼ばれることが多いのですが、イタリア語でそのまんま装甲車の意味で、型番のABはそのアウトブリンダから取られています。つまりAB40は40年式装甲車ってとこですね。
さらに今回はそのAB40に鉄道走行用の車輪を装備したフェロビアリアを作ります。なんか変態チックでいいでしょ。
通常のAB40との違いは大きなサーチライトを装備しているのと、滑り止めの砂撒布装置が装備されていることです。前後左右のフェンダーの上に置かれた箱が砂入れで、そこからレールに砂を撒くためのパイプが伸びています。主にバルカン戦線で用いられたようです。
キットはイタレリの古いキットでして、5月のホビーショーの時に同時開催された、タミヤのオープンハウスのばーげんで購入しました。古いキットなので多くは望まずに、サックリと楽しんで作りたいと思います。
シャーシの組み立て
箱組のシャーシを組み立てます。古いキットなのでパーツのエッジもだるく、好きな角度で取り付けられてしまうので、組み立ては慎重に行かなければ行けません。一応、形を整えるためのパーツもついているのですが、こちらもあまり宛てにはなりません(;^ω^)
これはシャーシの前後のパーツです。写真では分かりにくいのですが、ヒケが酷く中央が凹んでいます。削って直したいのですが、表面にはリベットが並んでいます。なかなか困ったちゃんです。
そのまま無視しても良かったのですが、ここはキッチリと面を出してやることにしました。リベットごと削ってから、リベットは貼り直しです。
サスペンションを組み立てます。4輪独立懸架、4輪駆動、4輪操舵の複雑な機構を持っています。イタリアもなかなかがんばりますよね。
あまり良く見えなくなる箇所ですが、結構ちゃんと再現されています。ただパーティングラインが酷く、さらにパーツの合いもイマイチで、結構大変でした。
これは裏から見たシャーシです。車体の中央から斜めに車輪に伸びているのはドライブシャフトです。この機構のおかげでサスペンション作動の自由度が高くなり、高い走破性を持ったということです。非常にユニークな機構です。
とりあえずこれでシャーシと足回りは完成なので、次はボディを組み立てることにします。
(全作品完成まで あと100)
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