12.8cmFlak40 2連装高射砲 その7 塗装とデカール貼り
2015年9月13日
Category : AFV ドイツTags : 12.8cmFlak40
台風一過のすがすがしい天気の中(実際の作業はこの土日でした)、塗装作業をしました。サフ吹きから影吹き、基本塗装までしたのですが、さらに時間があったので、夜にはデカールまで貼ってしまいました。
詳しくは続きをどうぞ…
サフ吹きで全部グレー一色
金属パーツには先にメタルプライマーを塗ってから、全体をサフ吹きです。サフはいつものガイアのサーフェイサーです。キットの成形色もよくにたグレーなので、バカ正直に全部に吹かずに、パテで緑色になった部分や金属パーツの部分を中心に塗っています。それ以外は地色のままです。手抜きではありません、エコです(笑)。
影吹き
続いて影吹きです。影色は自家製のチャコールグレーなんですが、全部サフを原材料にしていますから、サーフェイサーでもあります。
影になる部分に影色を吹くのですが、細かなゴチャメカが外に露出している大砲ですから、ほとんど全部まっ黒になってしまいました。これならば最初のグレーのサフは必要なかったですね。
影吹きをしていて思ったのですが、さすがにここまで複雑な形をしていると奥まで塗料を回すのは大変です。実際には十分に廻りません。やっぱり砲を砲架に付ける前にある程度塗装して置いた方が良かったですね。反省、反省…
ジャーマングレーで塗装、でも3色使ってます
今回はジャーマングレーの単色塗装です。都市部で使われた高射砲塔には茶色や緑色の迷彩塗装はかえって目立つ元ですからね。
暗色はクレオスの40番ジャーマングレーと333番エクストラライトシーグレーを同量混ぜて作った色です。これをほぼ全面に塗りました。
続いて、中間色として333番エクストラライトシーグレーを上半分に塗っていきます。実際には砲を60度ほど上に向けますから、その角度で上になる部分という意味です。
最後に317番のグレーFS36231という少し明るいグレーを光が強く当たりそうな箇所に軽く吹きます。これはほんのちょっぴりです。これで砲の塗装は終わりです。大砲はほぼ全部同じ色なので、塗装が楽ちんですね。
陳列台の塗装はセメント風で
陳列台も塗装します。金属の回転台部分は先に塗ってあるのでマスキングし、下の6角形の部分を塗装します。
影色を隅やパネルラインを塗って置いてから、2色の明るいグレーを使ってまだらになるように塗っています。
最後にドツヤ消しにするために、フラットベースを混ぜて強化したツヤ消しクリアを全体に吹いています。これでカサカサのセメントの土台のできあがりです。
塗料が乾いた風なのでデカールも貼ってみました
台風が過ぎて気温はそこそこ高いのにカラッとして過ごしやすい週末でした。こんな天気は塗料も良く乾きそうなので、夜には調子に乗ってデカールも貼ってしまいました。
今回は首都防衛の要となったベルリンの高射砲塔の3番砲を選びます・・・というか、3番砲のデカール(C)しか入っていませんけどね(;^ω^)
このキットのデカールは余白部分が非常に少なく、貼ってもシルバリングがおきにくくなっています。これはこれで凄く良いことなんですが、その代わりに少々デカールが弱いですね。さらに、砲身には撃墜マークの白帯が付いているのですが、これも余白はほとんど無くて、貼る場合は自分で位置を合わせながら白線を1本ずつ貼っていかねばなりません。さすがにこれは面倒ですから、撃墜マークは無しにしました。
この6角形の台は陳列用の台なので、ここにデカールに入っていた名前でカールを貼っておきました。書体がカッコイイですね。
砲弾の塗装
話は前後しますが、砲の塗料が乾くのを待つ間に砲弾も塗ってしまいました。高射砲の砲弾は薬莢部分が金色で、弾頭は黄色です。
黄色はグレーの上に塗ってもキレイに発色してくれないので、一度白サフを塗ります。この上からRLM04イエロー(Mr.カラー113番)を塗りました。
弾頭部分をマスキングして、薬莢部分を塗ります。金属光沢を出すためにはまず下地をツルツルにする必要があるので、スポンジヤスリで丁寧に磨き、その上からツヤ有りの黒を塗ります。
金色はタミヤエナメルのゴールドリーフを使いました。この金色が一番キレイで好きです。エッチングパーツと同じような色になりました。真鍮はこうでなくっちゃ。
最後にマスキングを剥がして、信管を銀色で筆塗りです。ホントなら砲弾や薬莢にデカールを貼るのですが、今回はキットに入っていなかったので無しです。あると良いアクセントになるんですけどね。残念。
(全作品完成まで あと101)
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