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航空自衛隊・F-15Jイーグル Op.382 制作開始

Category : 飛行機

Scale : 1/72 Maker : プラッツ Post : 382-1

航空自衛隊・F-15Jイーグル 1/72 プラッツ

航空自衛隊・主力戦闘機F-15Jイーグル はアメリカ軍のF-15Cイーグルを元に自衛隊仕様に開発された機体です。当初は部品を日本に持ち込んでから完成させるノックダウン生産だったのが、後に日本で生産されるライセンス生産となりました。

ベトナム戦争の経験からドッグファイトの重要性が再認識されたため、空戦性能を高めた設計となっており、実戦配備から30年以上も経過しているにもかかわらず、日本の空を守る第一線の制空戦闘機なのです。

純正エッチングパーツ

キットはこの夏のホビーショーで発表になったばかりのプラッツの新製品です。1/72とは思えないほどのパーツ数や表面のモールドでなかなかの意欲作です。今回は同時発売された純正のエッチングパーツセットも一緒に購入しました。

表面の筋彫りが太く深いため、表面の情報量は多いのですが、多少繊細さに欠ける印象もあり、そのあたりがこのキットの評価の分かれ目ですよね。ただ筋彫りの太さは塗装や仕上げが終わってから仕上がりを見て評価したいと思います。

ではさっそく制作に入りましょう。

コクピットの組み立て

コクピットの組み立て

飛行機キットはまず最初に内部に組み込むパーツを作ってしまいますから、コクピットを組み立てます。1/72ですからね、それほど細かく作ってもあまり見えません、これだけのパーツ数があれば十分でしょう。これを塗装して先に組み込んでしまいます。

コクピットの塗装と組み込み

コクピットの塗装

コクピットを塗装して組み込みます。両脇のつまみなどはドライブラシの要領で黒を塗った上からシルバーを小さな平筆でこすりつけて塗っています。チッチャイのでこれで結構イケますよね。

シートベルトは純正のエッチングパーツセットからで、着色済みなので切り離して貼り付けるだけです。軽くスミ入れして縫い目などが目立つようにしてあります。

着色済みエッチングパーツの計器板

計器板も着色済みエッチングパーツです。メーターが印刷されていますから非常に精密です。エッチングパーツを貼るために一度キットのパーツはモールドを削り落としています。

印刷された計器板は非常に精密なのですが、一つ不満なのは、機体内部色とパネルの色が少し違うことなんですよね。塗装指示ではMr.カラー73番のエアクラフトグレーなのですが、実機のカラー写真を見ると、どうもエッチングパーツの色の方が近い気がします。届く範囲ですが、Mr.カラー306番のグレーFS36270を上から筆塗りしておきました。写真は直す前です。

レドームの取り付け

重りを仕込む

レドームを取り付ける前に説明書の指示通り3gの重りを仕込みます。何も書かれていない説明書が多い中で、重さまでキッチリ指定してくれるのって助かります。どれだけ重りを入れたら良いかなんてこの時点では分かりませんからね。

レドームの取り付け

レドーム内部に鉛の板を万能ボンドで接着してから、機首に取り付けます。

F-15Jのレドームにはライトニングアレスター(細いモールド状のもので避雷針です)が7本付くのですが、真下のものが省略されているので、伸ばしランナーで付けておきます。

HUDを保護

ヘッドアップディスプレイはキットのままではクリアパーツの一体成型なのですが、オプションパーツを使うとエッチングパーツで非常に繊細に再現されます。

オプションパーツにはエッチングの枠以外にフィルムパーツでHUDのスクリーンが付属するのですが、いざ付けようと思ったら紛失してしまっていました。後からでも付けられると思うので、もう少し根気よく探していますが…

エッチングパーツ製のHUDは非常に繊細で少し触っただけでも変形しそうなので、キャノピーをかぶせて保護しておきます。転ばぬ先の杖ですね。

(全作品完成まで あと )

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