4号対空戦車オストヴィント その14 各部の塗分け
2015年12月14日
Category : AFV ドイツTags : 3.7cmFlak434号戦車オストヴィント
3.7cm砲身、マフラー、OVMなど各部の塗り分けをしました。また作業の途中でウオッシング、迷彩塗装のチッピングを入れました。
詳しくはつづきをどうぞ…
迷彩塗装のチッピング
迷彩塗装にチッピングを入れます。制空権を奪われたドイツ軍車輌は木の茂みとかに隠れるので車体に傷が付きます。そんな迷彩塗装にできた傷を再現します。
竹串の先や堅めの筆を使って表面をこすって傷を付けます。下にヘアスプレーを塗っているので、良い感じに傷がつきます。
エンジンデッキにも人が歩いてできる傷を付けました。エッジのような傷が付きやすそうな箇所でも迷彩塗装がうまく剥がれなかった箇所はドライブラシの要領で傷を入れました。
デカール貼りと各部の塗分け
デカールは砲塔左右の国籍マークだけなので、余白を切り取ってから貼りました。こうすればどうころんでもシルバリングはありませんからね。
予備履帯やOVM、マフラーなどを塗分けました。OVM等の金属部分、砲身などはMr.メタルカラーのダークアイアンです。またOVMの木の部分はアメリカーナのトラッド・ロー・シェンナという明るい茶色で塗っています。
ウオッシング
Mr.ウエザリングカラーのグランドブラウンを使ってウオッシングをします。砲塔の装甲板などぬっぺりとした面には雨だれの痕が残るように拭き取ります。
車体のコーティングの部分は拭き取りがあまり出来ないので、薄めたウエザリングカラーを流すだけにしています。
3.7cmFlak43も同様にウオッシングします。こういった細かなパーツの多い部分はウオッシングが良く映えるのですが、溶剤でパーツの破損を起こす危険性もあります。でもクレオスのMr.ウエザリングカラーの専用溶剤はエナメル系なのに揮発が早く、プラを侵しにくいので使いやすいですね。
マフラー、OVMの仕上げ
マフラーを仕上げます。下塗りはマホガニーで塗ってあるので、その上から赤茶色や焦げ茶色のピグメントを泥状に塗って錆が浮いた感じにします。
部分的にメタルカラーのダークアイアンをエッジにすり込んだりして、金属感を出してみました。
OVMや予備履帯にもさび色のピグメントを薄く流して仕上げます。メタルカラーは綿棒でこすって金属光沢を出しています。
(全作品完成まで あと101)
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