ドイツ・ノイバウファールツォイク Op.387 制作開始
2016年1月17日
Category : AFV ドイツTags : ノイバウファールツォイク
1930年代に各国では複数の砲塔を持つ多砲塔戦車が積極的に開発されました。大砲がたくさんついていれば、なんたって強そうですからね。ドイツ軍も多聞に漏れず多砲塔戦車を開発していました。それがこのノイバウファーツォイクです。ノイバウファーツォイクとはドイツ語で新式車輌の意味らしいのですが、そんな理由で付く名前なら、全部ノイバウファーツォイクですよね(笑)。
ドイツの戦車は型番にPz.kpfwなんて型番が付くのですが、この車輌にはそれも付きません。まだまだ正式な量産戦車じゃないっとことですよね。
ノイバウファーツォイクは試作車輌が2輛、実用車輌が3輛つくられました。せっかく作ったのだから実践に投入されたのですが、見た目とはうらはらに対して強く無かったようです。この車体サイズでわずか23tですから、装甲はペラペラですし、大砲もチッチャイので攻撃力もそれなりですからね。
結局ノイバウファーツォイクはすぐにボツになったのですが、見た目が強そうな所を買われて、パレードなんかに使われたそうです。
キットはドラゴンのサブブランドのサイバーホビーの1/35です。数年前に買ったまま埃をかぶっていたのを引っ張り出してきて作る事にしました。サイバーの白箱は既存のキットの組み合わせでレア車輌を再現したりするのですが、これはさすがに新金型ですよね。他に似た車輌はありませんからね。
転輪の組み立て
転輪を組み立てます。片側に10個と小さな転輪がたくさん付いています。サスペンションは転輪2個を一組にしてコイルスプリングで車体の下に取り付けています。可動範囲はあまり大きくなさそうです。
普通の戦車のキットと異なり、車体の下が空いています。後から底板をはめるような構造になっています。面白いですね。
平面を出すために5mmほどの厚さのあるアルミ板の上に乗せます。20個の転輪がちゃんと全部接地するように調整します。この板は行きつけのプラモ屋さんでいただいたのですが、ホント重宝しています。
起動輪も組み立てました。でもこれだけで完成じゃありません。ほんとなら誘導輪や上部転輪まで作ろうかとも思ったのですが、転輪の組み立てに思いの外時間がかかってしまい、今回はここまでしか作業できませんでした。まぁ、ボチボチ進めることにしましょう。
(全作品完成まで あと98)
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