M10駆逐戦車 中期型 その2 足回りの塗装と仕上げ
2016年8月13日
車体上部をつけてしまうと履帯の組み付けが困難になると判断したので先に足回りを仕上げてしまいます。ほぼ組み上げてしまってから塗装することの多いAFV模型ですが、たまにこんな工程になることもあります。
詳しくはつづきをどうぞ…
サフ吹き、影吹き
まずは塗装です。グレーのサーフェイサーを吹いてから自家製のチャコールグレーで影色を吹きました。サスペンションあたりはまっ黒になります。
塗装
オリーブドラブで基本塗装です。基本色はクレオスのMr.カラー38番のオリーブドラブ(2)を使います。
足回りはほとんど影になる部分なので、この基本色に影色を混ぜて作った暗色を使って塗装しました。
転輪のゴム部分を塗分けます。タイヤブラックを筆塗りしています。
履帯はモデルカステンの履帯色を使って塗装し、ゴム部分は転輪と同じでタイヤブラックを筆塗りしています。色味にほとんど差が無いので、はみ出ても全然気にする必要がありません…というより、塗分ける意味があるのかどうか…(;^ω^)
ピグメントで汚し
ピグメントを泥状に溶いて塗りつけます。使ったピグメントはアダムワイルダーのドライマッドをアルコールで溶いて塗っています。アルコールを使うのは乾燥が早いからです。
泥が乾く前に複数の異なる色のピグメントを粉のまま少しまぶして変化をつけています。
乾いたら堅めの平筆でこすって余分のピグメントを掻き落とします。入り組んだ奥の方は土が残るイメージでピグメントも残しています。
平たい面には溶剤(アルコール)をポタポタ垂らしてにじませたりもしています。
履帯も同様に汚します。接地部分はあまりピグメントが残っていると机とかが汚れてしまうので、アルコールを含んだウエットティッシュで軽く拭き取っています。
履帯の取り付け
履帯を取り付けます。起動輪や誘導輪、ボギーの上の部分に接着します。タミヤの履帯は接着剤で良く付くのでしばらく指で押さえていればしっかりと貼り付いてくれます。ドラゴンなんかもよく着くのですが、逆にクレオスの流し込み接着剤のような強力な接着剤を使うと切れてしまうことがあるので要注意です。タミヤの流し込み(緑色のフタ)くらいが丁度いいですね。
(全作品完成まで あと107)
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