M10駆逐戦車 中期型 その5 車体の追加工作
2016年8月16日
タミヤのキットはお値打ちで作りやすいのですが、その分少々の省略があります。海外勢のキットが戦車1輛7000円ほどするのに対しタミヤのキットは4000円ほどですから、それはそれで納得です。でもタミヤのキットは箱絵のイラストがすばらしく、白バックに正確に描かれたイラストは資料としての価値が非常に高いのです。この箱絵を参考にディテールアップをしました。
詳しくはつづきをどうぞ…
OVMの留め具
ドイツ軍の車輌ではOVMは独特のクランプで取り付けられていますが、アメリカ軍では小さな手すりに通したベルトで固定されています。
キットではその留め具が省略されていますので、これをエッチングパーツの手すりと細切りマスキングテープのベルトで再現します。ベルトの留め具はジャンクのエッチングパーツや網から切り出しました。
グローサー
車体後部にはグローサーと呼ばれる履帯に取り付ける滑り止めが取り付けられています。タイヤチェーンのようなものですね。
グローサーは抜き型の関係で側面のボルトのモールドが省略されています。そこで0.5mmの6角プラ棒を薄くスライスしてボルトのある位置に貼り付けました。グローサー1個あたり6箇所で、グローサーが26個ついていますから、全部で96個のボルトを貼り付けました(;^ω^)
省略されている部分は車体の後に集中しています。その部分が良く見えるように箱絵は描かれています。私には、まるでこの絵を参考に追加工作してくれと言っているように見えます。さて、これで車体の組み立て作業は完了です。次は砲塔の組み立てに進みます。
(全作品完成まで あと107)
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