M10駆逐戦車 中期型 その8 砲塔の追加工作
2016年8月19日
カウンターウエイトなどをつければ砲塔の組み立ては完了ですが、そのついでに車体同様に追加工作をしました。
詳しくはつづきをどうぞ…
溶接痕の追加
最近のタミヤのキットは表面のテクスチャなどが非常にリアルに再現されています。このキットも平らな装甲板を組み合わせて作った車体や砲塔に溶接の跡がセンス良く再現されています。
でも一箇所だけ左右の砲塔を貼り合わせた一番後の角は溶接痕を再現することが出来ません。しかも微妙に隙間もあったりします。
そこでヒートペンを使って溶接の跡を追加してやります。その時わずかな隙間も溶接の跡で埋まってしまう上、実際に溶接されてしまうので一石二鳥です。
ついでに砲塔をつり上げるためのフックの溶接痕と砲塔天板との溶接痕も再現しておきました。
カウンターウエイトと雨除けのステー
砲塔の後に付いている箱は、ドイツ軍の様な雑具箱ではなく、長く重い砲身とバランスを取るためのカウンターウエイトです。これが付くとすっかりM10らしくなりますね。
砲塔の前後に付いている棒は雨の時にキャンバス製の屋根をかけるためのステーかと思います。直接フタをしたら外が見えなくなりますからね、柱を立てて屋根をかけるんでしょうね。
小さなフック
砲塔の横にたくさん付いているフックをエッチングパーツで置き換えます。数が多いので結構な手間でした。
このフック、ドイツ軍ならば飛行機から隠れるための擬装ネットを掛けるためのフックなのでしょうが、制空権を握っていたアメリカ軍にはそんなものは必要ありませんよね。よく実車の写真で見るとここに荷物をドッサリとぶら下げています。豊富な物資を携えて長い戦線の奥まで進軍するアメリカ軍には荷物掛けと呼んだほうがしっくりきます。
(全作品完成まで あと107)
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