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ティーガー1初期生産型(フルインテリア) その10 機関室の組み立て

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ライフィールドモデル Post : 410-10

機関室の組み立て

またしてもおかしな処にピントが合ってしまっていますが、今回の工作は機関室の組み立てです。エンジンやラジエターだけでなく燃料タンクもちゃんと再現されています。

詳しくはつづきをどうぞ…

ショックアブソーバー

リアのショックアブソーバー

リアのショックアブソーバーを取り付けます。左右共に第8転輪(一番後の転輪)に付いているのですが、左右非対称なのでこんなに取り付け位置が異なるんですね。

燃料タンク

燃料タンク

続いて燃料タンクの取り付けです。取り付けと言っても接着してしまうと塗装がやりにくくなるので、仮置きしているだけです。

燃料タンクは再度ポンツーンの上の三角だけでなく、機関室内部に張り出すようにその下にも付けられています。下の燃料タンクはショックアブソーバーを避けるように斜めに切り取られています。逆に言えば、空いた隙間は全部燃料タンクになっているとも言えます。

エンジンとラジエター

エンジンとラジエター

エンジンとラジエターを組みたてました。塗り分け作業があるので、完全には接着していません。ラジエターも冷却ファンも左右で形が微妙に異なりますから、トリル蹴る際には注意が必要ですね。

後部装甲板と車体の天板

後の装甲板

後の装甲板を仮り組みします。かなり目立つ押し出しピンの痕があるので、パテで埋めて整形しました。後の装甲板に付く補機類も取り付けました。

ケーニヒスティーガーやパンターのエンジンを作ったときには冷却水のパイプがエンジンの周囲をぐるりと巻いていました。でもキットにはそれらしいパーツは入っていません。同じマイバッハHL230エンジンなんですよね。

車体天板裏側

少し調べてみたら、どうやらティーガー1ではその後に作られたパンターやケーニヒスティーガーとは冷却水の取り回しが異なるようです。省略されたパーツをどうするかは悩むところですね。

説明書では燃料タンクの上に冷却用の空気を流す部分を取り付ける様になっているのですが、これは車体の天板側に取り付けました。この方が自然ですね。

機関室の塗装をする前に、車体の一番前の部分がまだ作っていないので、先にその部分の組み立てをします。そこまで出来たらまとめて塗装します。

(全作品完成まで あと107)

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“ティーガー1初期生産型(フルインテリア) その10 機関室の組み立て” への4件のフィードバック

  1. 今晩は根性さん。

    先日はコメントを頂き有難う御座いましたハンスです。
    いや~~~凄いスピードで製作が進んでいますね!羨ましい~~~っ!
    これからは根性さんの製作を参考にさせて頂きます。
    (コメントの入れ方が解らずこれは二回目です・・・汗)

    • 根生 より:

      ハンスシーバーさん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      前のコメントもちゃんと入ってましたよ。
      スパム対策でこちらでチェックしないと表示されないようになっています。なんだかややこしくてすみません。
      こちらこそ色々と参考にさせてください。宜しくお願いします。

  2. tomboy07 より:

    根生さん

    今晩は。

    お調べになってお気づきと思いますが、ティーガーはラジエーターが左右に各1基の計2基、対してパンタ、ケーニヒスティーガーは左右2基、計4基なので冷却水パイプの取り回しが違ったものと思います。
    同じHL230ですが、パンターのエンジンはHL230P30、ティーガーはHL230P45と形式名が違っています。
    でも、パンターとケーニヒスティーガーのエンジンは同じ形式名ですが。冷却水パイプの取り回しは、同じではないんですよね。

    • 根生 より:

      tomboy07さん、こんにちは。情報ありがとうございます。
      そうですね、キングタイガーとかはラジエターがファンの前後にあって数が多いんですよね。エンジンは基本部分はそっくりなんですが、やっぱり型番は違うんですね。よく見ると細かな部分が違ってるみたいですね。
      冷却水のパイプなどは調べればかなり詳しく分かるのですが、上から見える範囲でそれらしくなるように追加工作するつもりです。エンジンを据え付けてしまってあるので、奥の方はすでに作業できませんしね。パイプを付けてからエンジンを付けるとなると、かなりタイトで壊してしまいそうなので、先に据え付けてしまいました。

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