T-33Aシューティングスター その8 デカール貼り
2017年6月13日
機体にデカールを貼りました。ジェット機なのですが極初期の機体なので現用のジェット機のように注意書きがあちこちにありません。その分デカール貼りは一部を除き楽ちんでした。その一部は後で説明します。
詳しくはつづきをどうぞ…
機首のデカール貼り
キットの箱絵は米軍仕様なのですが、今回の制作依頼は西ドイツ軍仕様で作って欲しいと依頼を受けました。たぶんこの機首のギザギザマークがカッコイイからでしょうね。私もそう思います。
ところがこのギザギザマークのデカール貼りが大変だったのです。
デカール自体は丈夫なのですが、少し堅くて曲げにくく、なかなか曲面になじんでくれません。しかも全体が1枚になっています。
さらに右の写真の様に前脚の格納庫の蓋の上にまでこの模様がかかっているためにそのままでは貼ることが出来ません。
そこで最初にデカールをこの図のようにカットしておきます。中央の1本は機体の一番上になる部分で、ここはソフターを塗ってからドライヤーで暖めて柔らかくしてからなじませます。
次に左右の3本ずつを位置を合わせて貼り付け、最後に下の部分を貼ります。下の部分は脚の格納庫のふたになる部分だサイズを計って切っておいて別々にはりつけます。
西ドイツ空軍仕様で作るモデラーはあまり想定していないのか、この部分は少し不親切ですね。
その他のデカール貼り
国籍マークや機番などその他のデカールも貼ります。シルバーにクリアを混ぜて塗ってあるので表面はツルツルです。そのおかげで余白が白く光るシルバリングはおきていません。
主翼後端の「踏むな」領域を示す赤いラインですが、こちらもフラップを下げた状態で作る場合はフラップに付く部分を自分で切り離さなければ行けないようです。こういうことは先に言って欲しいですね。
デカールが全部貼れました。半乾きで動かなくなったデカールの上からマークソフターを塗り、そのまま放置します。十分に乾かしてから仕上げに入ることにします。やっと完成が見えてきましたね。
(全作品完成まで あと106)
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