アメリカ・M7自走榴弾砲プリースト中期型 Op.421 制作開始
2017年6月23日
Category : AFV アメリカTags : M7プリースト
零戦のパーツが届いたのですが、それを待っている間に次の作品の制作に入りました。次はアメリカ陸軍の105mm自走榴弾砲のM7プリーストです。
第二次世界大戦時、105mm榴弾砲を自走砲化するにあたり米国陸軍はM3ハーフトラックに乗せる案よりもM3中戦車に乗せる案を採用し、M7自走榴弾砲としました。2号戦車に10.5cm砲を乗せたドイツ軍のヴェスペなどに比べると大きなM3中戦車の車体は広い戦闘室の確保や優れた運動性を発揮し、なかなかの活躍をしました。
デビューはイギリス第8軍にレンドリースで配備された北アフリカのエル・アラメインの戦いです。その時の活躍に気を良くした英軍からはさらなるレンドリースの要望があり、数百輛が英軍向けに生産されたそうです。そのため米軍に配備されたのは少し遅れてノルマンディー以降となりました。
最終的には台車がM4シャーマンになるなどいくらかの変更を受けながら大戦後も活躍し、朝鮮戦争にも投入されていたそうです。
キットはドラゴンのスマートキットです。購入したのは2015年の1月ですからもう2年半も前です。パーツの数や細かさはドラゴンのスマートキットらしく、そこそこ精密でそこそこ作りやすそうで、私的には良い感じです。さっそく制作に入りましょう。
足回りの組み立て
転輪のボギーを組みたてます。最初M7プリーストはM4シャーマンを自走砲化したものと勝手に思い込んでいたのですが、ボギーを作っているうちに、あれれ・・・なんか違う・・・ってことでM3台車だということに気づきました。
サスペンションは上下に動くのですが、実車と同じ機構になっていないため、大きく傾くとちょっと変な感じになります。でもジオラマとかで地面の凸凹にあわせられるはいいですね。
起動輪も組みたてておきます。ちゃんと歯がまっすぐに向かい合うように履帯を巻き付けて位置を正します。まだ駆け出しモデラーの頃これで失敗しているので、いまだにトラウマになっています(;^ω^)
誘導輪も組みたてておきます・・・と言っても、キャップ部分を接着するだけです。でもこの工程は説明書には書かれていません。まぁ、ドラゴンの説明書のいい加減なところは今に始まった事じゃないですけどね。
(全作品完成まで あと108)
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