F4U-1バードケージコルセア その5 塗装
2018年1月3日
機体の塗装をしました。機体の上面、下面、側面で異なる色に塗られた3色迷彩です。アメリカの艦載機といえばこれですよね。機体下面の主翼の塗分け以外はぼけ足のある迷彩なので、マスキングせずにフリーハンドで塗分けています。
詳しくはつづきをどうぞ…
機体下面色
まずは機体下面色を塗ります。今回使ったのはクレオスの特色セットの アメリカ海軍機WW2標準塗装色セットです。これは3本セットなので、てっきり下面、側面、上面の3色が入っているかと思ったら、下面色は普通のフラットホワイトなので、別に特色でもなんでもありません。もう1色はブルーグレーという水色のような色です。今回はこれは使いません。
そんなわけで機体の下面をフラットホワイトで塗装します。逆ガル翼の折れ曲がった部分から先は側面色なので塗りません。その代り、降着装置(脚)や脚収納庫のフタなども一緒にフラットホワイトで塗っておきました。
機体の側面
続いて機体の側面を塗装します。塗装色は特色セットから FS35164インターミディエイトブルー です。少しグレーがかった水色です。
主翼の折れ曲がった部分の外側はこのインターミディエイトブルーなので、ここはマスキングをして塗分けます。水平尾翼も側面を塗るときに塗料がかかってしまうので、下面をマスキングしています。
機体上面
最後に機体上面を塗装します。塗装色は同じく特色セットから FS15042グロスシーブルー です。濃いブルーで、ほぼほぼネイビーブルーでいいような気がしないでも・・・
垂直尾翼は側面色でクッキリと塗分けられているので、上面色を塗る前にマスキングをしています。上の写真は塗装後にマスキングを剥がしたあとです。
ツヤ有りクリア
塗装が完了したら一度ツヤ有りクリアを全体に吹いてテカテカにします。こうすることでデカールが密着しやすくなり、その結果デカールの余白部分が白浮きするシルバリングを防ぐことができます。クリアは最初は濃いめで吹いて下地を保護してから、2度目、3度目と溶剤で薄く溶いて、吹きます。垂れない程度に塗れる様に吹くと表面がツルツルになります。
デカールの下地としてツヤ有りクリアでツルツルにするとデカール余白の白化を防ぐことができる
(全作品完成まで あと125)
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