飛行艇母艦秋津洲 その13 スミ入れとウエザリング
2018年10月5日
仕上げの工程に入ります。まずはスミイレをして、それからウエザリングとして錆の流れた跡を付けます。
詳しくはつづきをどうぞ…
追加工作
ジオラマにするに当たり船を停泊中に改造します。といっても船体に貼り付けた錨を取り外し投錨した状態にします。穴の周囲が少し接着剤でゴテゴテになってしまっていますが、いまさら整形もできないのでこれでいきます。まずまず上手く外せてよかったです。
大型のクレーンのワイヤーは当初はプラパーツで一体に成型されていたのですが、ワイヤーが少々太すぎたので0.3mmの真鍮線で置き換えました。巨大な飛行艇をつり上げるワイヤーですからね、あまり細すぎてもおかしいので、空中線用のメタルリギングよりはちょいと太めの針金をつかったというわけです。
スミ入れ
スミイレをします。スミ入れ塗料はいつものクレオスのウエザリングカラーのグランドブラウンを使いました。甲板や上部の構築物は凸凹だらけなので、スミ入れ塗料の拭き取りがしにくいので予め薄めたスミ入れ塗料を流しました。余分なスミ入れ塗料は平筆で吸わせて取り去りました。
船体部分のスミイレはスミ入れ塗料を瓶生のまま塗り、乾いたら溶剤を染ませた筆で拭き取ります。拭き取るときは重力の方向に筆を運び、縦に筋が少しだけ残るようにしました。
飛行艇と魚雷艇のスミイレをしました。こちらも船体と同じやりかたで、スミ入れ塗料を瓶から直接塗り、乾いたら溶剤で拭き取りました。ほどよく入っているパネルラインが良い感じです。
ウエザリング
錆が流れている状態を再現します。今度はAKインターラクティブのラストストリークを使います。これを錆が流れそうな所に塗り、溶剤でぼかして流しました。
97式大艇は海上に着水しているので車輪は機内に引き込まれたままです。そこで97式大艇の車輪を切り飛ばしました。次回は秋津洲に張り線をします。
(全作品完成まで あと123)
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