タイガー1型中期生産型 その7 砲塔のディテールアップ
2019年1月2日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
基本の工作が終わったので次はディテールアップの追加工作です。手を入れる箇所はたくさんあるので、まずは砲塔からです。砲塔部分では主に予備履帯の組み立て作業です。
詳しくはつづきをどうぞ…
予備履帯の組み立て
砲塔の周囲に付けられている予備履帯もモデルカステンの余剰分を使って作ります。まずは連結ピンが通る穴を実車と同様に貫通させます。0.6mmのドリルをピンバイスに取り付けて左右から開けて貫通させました。
組み立てた予備履帯を砲塔に取り付けます。砲塔には受けの金具と押さえの金具があってそこに予備履帯を挟み込んで砲塔に固定します。ところがタミヤのキットには上の押さえの金具はパーツ化されているのですが、受けの金具は入っていません。上手い具合にドラゴンのティーガー1を作ったときに余剰パーツとして入っていた受けの金具があったので、それを使いました。写真のグレーのパーツがそれです。
連結ピン
実車では予備履帯の片側の穴に予備の連結ピンを差し込んでいます。これをプラ棒で作って再現します。予備履帯は右のイラストのAの受けの金具に付いている棒に差し込んで固定されています。そのため連結ピンを通す穴はピンの長さの分だけ全部空いておらず、留め具のピンが途中まで入っています。そのため連結ピンはその分、上に飛び出しています。ピンは0.5mmのプラ棒に1mmのプラ棒をスライスして作った頭を接着して作りました。
上の留め具のハンドル
上の留め具には省略されていますが、ハンドル(取っ手)が付いています。これを0.3mmの銅線を曲げて作りました。よく考えたら上の金具もドランゴンを使えばハンドルまでモールドされていたんですよね。うっかりしていました。
マズルブレーキの取り付けボルト
主砲の先にはマズルブレーキといわれるパーツが付けられています。これは砲塔の先に差し込んでボルトで留められています。このボルトはタミヤでは省略されているので随分昔に買って持っていたボルトを貼り付けました。少し大きいかなって感じますが、まぁ適当なサイズが無いので仕方がありません。
コーティングの剥がれ
ツィンメリットコーティングは衝撃で剥がれやすいので、実車でも所々割れて剥がれています。これを再現するために所々剥がしてみました。
ツィンメリットコーティングは車体部分も所々剥がしておきました。これで砲塔部分の追加工作は完了です。次は車体部分の追加工作に移ります。
(全作品完成まで あと127)
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