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ニッサン・S30フェアレディZ エアロカスタム Op.455 制作開始

Category : 自動車

Scale : 1/24 Maker : アオシマ Post : 455-1

ニッサン・S30フェアレディZ エアロカスタム 1/24 アオシマ

アポロ11号が月に人類を初めて送った1969年。その年に登場したニッサンのスポーツカーがフェアレディZです。そして今もまだ日本を代表する2シーターのスポーツカーの初代モデルがこのS30フェアレディZです。今回はそのS30フェアレディZにエアロパーツをふんだんに付けたエアロカスタムをアオシマの1/24で作ります。

キットとしてはきわめてオーソドックスで、エンジとかはありませんし、ドアの内張とかもありません。ちょっと物足りなさはあるものの、外見のスタイルはロングノーズがカッコイイ240ZGそのものです。今回は素組みでの制作依頼ですので、ここはサクッと完成させます。

ではさっそく制作に入りましょう。詳しくはつづきをどうぞ…

ボディの整形

ボディの整形

ボディを整形します。パーティングラインを消したりが主な作業になるのですが、その途中でヒケ修正したりします。このキットではパーティングラインはほとんどありませんし、ヒケも削るだけで消せるほどの非常に浅いものだけでした。

ボディの整形

ここにもヒケがありました。この写真は消してしまった後です。ヒケはここと先ほどの写真の2箇所(左右があるので4箇所)でした。あとパネルラインが塗装で浅くなるのを見越して予め深く彫り込んでおきました。

ボディの整形

一度ボディの表面をペーパーをかけます。ヒケやパーティングラインを消すときに400番のペーパーを使ったので、その後600番、800番と進めます。この段階で筋状のペーパーの擦り傷は消えて全体がツヤ消しになっています。ペーパーの番手は必ず飛ばさないで作業します。実はその方がキレイにならすことができます。飛ばすとその前の番手で付いた傷が消えません。かえって手間がかかります。

内側の塗装

内側の塗装

さらにペーパー掛けを進める前に車体の内側を塗装しておきます。なぜかというと、塗料が静電気で引かれてボディが汚れてしまうからです。塗ったとこ以外にも結構付いているのがわかりますよね。

内側の塗装で汚れた外側

ほらね、こんなに汚れちゃいました。でも大丈夫この後さらにペーパー掛けするのでキレイになる予定です。

コンパウンドでテカテカ

コンパウンド掛け

汚れ落としとさらなる平滑化のためにペーパー掛けを1000番、1500番、2000番、6000番、8000番と進めます。そして仕上げにコンパウンドで磨きます。コンパウンドはタミヤの荒目、細目、仕上げ目と順に使います。これもペーパー掛けと同じで番手を順に使う方が研磨の回数が短くてすむので、結果的に時短になりますし、仕上がりがキレイです。

コンパウンドを洗剤を使ってキレイに落として乾燥させると、このようにピカピカになります。表面をピカピカにしないとその上の塗装をどんなに研磨してもキレイなボディにならないので、ここの研磨はとても大切です。

内側のマスキング

内側のマスキング

この後の塗装作業を進める前に塗装済みの内側をマスキングしておきます。これで塗装の準備完了です。

サーフェイサー吹き

サーフェイサー吹き

下地塗装の仕上げはサフ吹きです。今回は説明書の指示通り赤系のマルーンという色で塗装しますから、サフも白サフに赤を混ぜて作ったピンク色のサフを塗ります。こうすれば赤系の塗料がキレイに発色してくれるからです。今日はここまでです、サフを一旦しっかり乾かします。

(全作品完成まで あと126)

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“ニッサン・S30フェアレディZ エアロカスタム Op.455 制作開始” への4件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    こちらは-3℃の朝を迎えた軽井沢です。一度気温が上がったのでこの落差は堪えます。塗料が引かれてボディーが汚れるって静電気が原因だったのですね。
    先日アオシマのスナップキットのプリウスを作りました。接着剤不要、塗装要らずで楽でしたが、表面はクリアを吹きました。塗装しなきゃって体が動いてしまうんですね。シールも極力使わなかったのですがシールの細かいこと…台紙から剥がして手早く貼らないと天地が分からなくなりました。
    以前根生さんが作られたアオシマの塗装済みキットも作ろうと思いつつなかなかです。

    • 根生 より:

      こんにちは。コメントありがとうございます。
      夏が涼しい軽井沢はやっぱり冬は寒いんですね。

      静電気で塗料が吸い付くのって結構深刻で、以前接着してしまった飛行機のキャノピーの内側に巻き込んだ塗料が吸い寄せられて汚してしまったことがあります。それいらキャノピー周りはキッチリと密封するように注意しています。

      アオシマの塗装済みキットは面白いですよ。現在制作予定に1つ入っているので、来月くらいに作ろうと思っています。またブログを見てくださいね。

  2. うー より:

    スミマセン、名前書き忘れましたね。
    こーゆーのが老化現象ですね。
    私もキャノピー巻き込んだことがあるので水性の接着剤などで固定して後から取り外して内側の汚れを擦り摂れるようにしています。今度は薄型両面テープを使ってみようかと思います。
    もうブログは毎日チェックしてますけれど、老化が進むと1日に何度も見てそのたびに感動するようになるかも。

    • 根生 より:

      うーさんだったんですね。
      いつもありがとうございます。
      私もうっかりミスだらけです。
      これからもよろしくお願いします。

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