護衛艦DDH181ひゅうが その2 艦底の塗装
2019年6月26日
細かなパーツの取り付けをするまえに艦底部分を先に塗ってしまいます。キットが大型ので、塗装の時にはひっくり返したりしなければいけないのですが、その際に甲板の上や艦の周囲にある細かなパーツがあると壊してしまいそうだからです。
詳しくはつづきをどうぞ…
艦首の塗分け
艦首の水面下には水を効率よく切るために丸い突起が付いているのですが、そこの一部が黒く塗分けられています。このあたりをツヤ消しの黒で塗ってから、塗分け線に沿ってマスキングテープを貼りました。
マスキングテープの隙間から塗料が染みこむのを防ぐために、もう一度つや消しの黒を吹きます。もし染み込みがあっても、下に塗った色と同じなのでほとんど目立ちません。そしてこれが目止めになって次が染みこむのを防いでくれます。
マスキングテープへの塗料の染み込みを防ぐためには一度下地の色を吹いて目止めする
艦底色の塗装
途中写真を撮り忘れていますが、黒の上から一度グレーのサフを吹いて色を揃えておいてから、影色を影になる部分とか大きなパネルラインに吹いておきました。その上から艦底色を吹いています。塗料が乾いたら艦首のマスキングを剥がしました。染み込み無く塗り分けができていました。
マスキング
艦底をマスキングします。塗分け線以外にも鋼板の重なっているパネルラインが何本もありよく見ないと間違えそうになります。このキットでは塗分け線は筋彫りがなされており、パネルの合わせ目は凸モールドになっています。よく見れば分かるので大丈夫です。
マスキングテープを複雑に貼り合わせているスクリュー付近では万が一にも隙間から漏れると行けないので、テープの合わせ目周辺にマスキングゾルを塗っておきました。備えあらば憂い無しです。
もちろん今回も染み込み防止の目止めを行います。今度は艦底色をテープの端に吹き付けておきます。
黒いラインの塗装とマスキング
船体と艦底の間にある黒いラインを塗装します。つや消し黒を吹いておきます。そして次にマスキングテープでのこ黒い帯の部分をマスクします。上の写真はこの状態です。今回もまた、テープの端に目止めのツヤ消し黒を塗りました。
サフ吹き
様々な色で大変なことになっている船体に一度グレーのサフを吹いて色を同じにしておきました。これで船体細部の組み立ての準備が完了です。明日は艦の周囲のキャットウオークなど細かなパーツを組みたてることにします。
(全作品完成まで あと124)
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