5号戦車パンターD型/パンタートーチカ その3 車体上下の貼り合わせ
2019年9月15日
Category : AFV ドイツTags : トーチカパンター
車体下部ができあがったので次は車体の上半分を作ります。でもその前に車体の上下のパーツを貼り付けます。戦車模型では合わせ目がパネルラインに沿っていることが多いのであまり合わせ目の処理はしないのですが、このパンターでは前面の装甲版の合わせ目を処理してやらないといけません。今日はその作業です。
詳しくはつづきをどうぞ…
側面の装甲板と前面の装甲版の合わせ目処理
前面の装甲版は非常に厚いためこのキットでは別パーツになっています。その前面の装甲版を車体の上面のパーツに接着します。前面装甲板と側面の装甲板は互い違いに組み合わせて溶接をするのですが、キットでは実車の装甲板と異なる合わせ目になるために、あっては行けない箇所に溝ができます。これを消してやります。
ほとんどは強力な流し込み接着剤を流してギュッと押してやると隙間は潰れます。その上でヤスリをかけてやればほとんど消えてくれます。ですが、わずかに残ったり、溶接部分に穴が開くみたいに残った合わせ目にはパテで埋めて合わせ目を消しました。ついでに装甲板の断面にデザインナイフの刃先でキズを刻んで溶断の痕を再現しました。
ペリスコープの仕込み
車体の上下を貼り合わせる前に、車体の裏側からしか付けることの出来ないペリスコープを仕込みます・・・のその前に、その周囲を組み立てました。
次にペリスコープとペリスコープガードやペリスコープを取り付ける穴の周囲を塗装しておきます。これは取り付けたペリスコープをガードごとマスキングしてしまうためです。ペリスコープは上半分だけをツヤ消し黒で塗り、ガラス部分はツヤ消し黒の上からクリアグリーンを筆塗りしました。
裏側からペリスコープを差し込み、上からはペリスコープガードを取り付けました。塗装の時にペリスコープまで塗っちゃわないようにガードの前後をマスキングテープでふさぎました。
車体上下の貼り合わせ
車体の上下を貼り合わせます。そして互い違いに組み合わされているはずの上下の前面装甲板の合わせ目を消して修正します。こちらは流し込み接着剤を入れてギュッと押すだけでキレイに消えてくれました。パンターやケーニヒスティーガー(キングタイガー)ではここの合わせ目消しが一番大切ですね。ここに合わせ目が残っていたら興ざめですから、ぜひここだけは押さえて下さい。
パーツの歪みを矯正
このキット、パンターD型だけで無くパンタートーチカのパーツも入っており、さらに余剰バーツもてんこ盛りで、一度開けた箱を閉めるのが大変なくらいです。ちょっと心配していたのですが、案の定一番大きなパーツである車体上部のパーツが少しだけ変形しており、そのままではピッタリと合いませんでした。車体の前をガッチリと接着しているので、後はテープで押さえつけて強引に接着です。このまま一晩くらい置けば大丈夫かと思いますよ・・・たぶん(;^ω^)
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