sWSパンツァーヴェルファー42 その15 細部の塗り分けとフィルタリング

sWSパンツァーヴェルファー42　その15　細部の塗り分けとフィルタリング

2020年6月12日

Category : AFV ドイツTags : sWS ネーベル・ヴェルファーパンツァーヴェルファー

Scale : 1/35 Maker : ブロンコ Post : 478-15

デカールがしっかりと乾いたので、半ツヤのクリアでオーバーコートしました。そして細部の塗り分けをします。今回はさらに天板のフィルタリングも行ないました。

詳しくはつづきをどうぞ…

半ツヤクリアコート

クリアコートには3つの目的があります。1.デカールの保護、2.ツヤの統一、そして3.フィルターやウオッシングののり具合の調整です。デカールの下地づくりに塗ったツヤ有りクリアのおかげでデカールは密着しました。わずかに残ったデカールの余白は半ツヤクリアで完全に消えました。オーバーコートは半ツヤでもツヤ消しでも良いのですが、スミ入れ塗料がほどよく残るのは半ツヤクリアです。

細部の塗分け

OVMなど細部の塗り分けをします。OVMの金属部分はメタルカラーのダークアイアン、木の部分は水性アクリル塗料のアメリカーナのトラッドローシェンナです。車幅表示灯の先もツヤ消し白で忘れないように塗っておきます。

車体の後ろにある車間表示ランプはシルバーを塗ってから、クリアグリーンで塗りました。車間表示灯は夜間の行軍の際に小さな4コのランプが光っており、これが1つに見えるのか、2つに見えるのか、4つ全部分かれて見えるのかで前の車輌との距離を知るためのものです。でもこれって近眼の人はいないという前提ですよね。私のようなド近眼はどの距離でも1つにしか見えないような気がします(;^ω^)

フィルタリング

基本塗装は天板を明るく仕上げているのですが、迷彩はどの位置も同じ色で塗ってます。そこで天板部分に白、明るいグレー、ベージュを使って明度を上げて彩度を下げるフィルターをかけます。使ったのはMr.ウエザリングカラーです。スミ入れに使う塗料ですが、フィルターにもとても使いやすい塗料です。

スポットで入れたスミ入れ塗料を専用の溶剤でぼかして混ぜます。うっすらと白っぽくなりました。言われなければ分からないくらいの違いなんですが、あまりあからさまに分かるくらいの違いを入れるのは好きじゃないんです。あくまでも自然に･･･ですね。

これで極めてキレイな新車状態のパンツァーヴェルファーの出来上がりです。このままフィルターに使った塗料をしっかりと乾かして、明日はスミイレをします。1日乾かせば同じウエザリングカラーを使ってスミイレをしても、拭き取りの際にフィルターに使った塗料は残ってくれると思います。もし心配ならここでもう一度クリアをかけてもいいのですが、そうなるとOVMは塗り直しになりますから、やりません。

(全作品完成まで　あと121)

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