sWSパンツァーヴェルファー42ロケット自走砲 その19 完成!
2020年6月19日
Category : 完成 AFV ドイツTags : sWSネーベル・ヴェルファーンツァーヴェルファー
最後の仕上げに車体部分の汚しをしました。スミイレは一度しているのですが、冬期迷彩を施したので、もう一度冬期迷彩用にスミイレをしました。二度手間のように見えますが、今回のようにほとんど履がれてしまった冬期迷彩の場合、履がれた部分のスミイレは冬期迷彩をする前にしておいたほうが自然になるような気がしたので、一手間かけました。そんなこんなで大型車輌でもあり内部がフルに再現されていることもありで時間がかかりましたが、ようやく完成です。
詳しくはつづきをどうぞ…
扉の仕上げ
扉の内側のスミイレなどの仕上げがしていなかったのを思い出して仕上げをしようとしたら、なんと後の扉の内側の取っ手が一つ紛失していました。いつ無くしたかも分からないので当然どこで無くしたかも分かりません。塗装ブースなのか撮影ブースなのか、はたまた自室の机の上なのか、たまに作業する仕事場なのか・・・こうなっては探しようもないので、自作することにしました。取ってはアルミの薄板、中心の部分はプラ棒で作りました。丁度合うサイズがなくて少し小さめになってしまいましたが、たぶんそんなに分からないと思います。
塗装しました。光の加減で黒く見えますが、同じ色です。塗っちゃうと同じ様にみえるでしょ。
Mr.ウエザリングカラーのグランドブラウンでスミイレをして、さらにチッピングを軽く加えました。後の扉とボンネットは裏側がプライマーレッドなので、チッピングがほとんどわかりませんが、一応入れてます。
スミ入れとウエザリング
スミイレは最初彩度の無いMr.ウエザリングカラーのマルチグレーを使ったのですが、パッとしなかったので、いつものグランドブラウンに切り替えました。錆が垂れたところを揚言するためにさらにAKインターラクティブのストリーキンググライムとラストストリークも使っています。
ちょっとピンボケ写真ですが、拭き取りはかなり残るのを意識して軽く拭き取るだけにしています。装甲板を留めているボルトから錆が流れています。
ロケット砲の仕上げ
ロケット砲の砲身にはたくさんのボルトが留められていますので、その周囲にスポットでスミイレをしてボルトを強調しました。錆の垂れも付けてます。
内側もスミイレとチッピングを入れました。イスは少し傾けて付けてあります。本当はもう少し後に下がっているのですが、その角度で付けると車体にはめられなくなります。仕方が無いので、この角度であきらめました。
予備履帯の仕上げ
予備履帯や予備履帯を吊っているワイヤーが車体と擦れる部分から流れる錆を付けました。
天板のスス汚れ
ロケット砲は派手に炎を吹き上げて飛んでいくので、火薬の燃焼によって生じるススが天板に残るんじゃ無いかな~って思い、天板にスス汚れを付けました。ロケット砲は旋回させられるのであらゆる方向にススは付きそうなのですが、やはり敵は前方にいることが多いんじゃないかと思うので、汚れは後にたくさん付けてます。
車体の雪
車体のあちこちに雪を付けました。後のステップは多めです。フェンダーにも付けてますが、エンジンがある前の方は熱で溶けちゃってることにしました。
ゴム製の前輪にはトレッドパターンに雪を詰め込んでます。ホイールにも少しチラホラと付けました。またバンパーの上にも乗せてます。走ればここに貯まりそうですからね。
完成!
長くかかりましたが、これにて ブロンコの 1/35 sWSパンツァーヴェルファー42ロケット自走砲 の完成です。履帯も自然な感じに垂れてくれてますし(かなり強引に接着しましたが(;^ω^))、ほぼはがれかけた冬期迷彩も狙い通りです。大戦末期に登場した車輌なので、ネットで調べてもあまり写真を見つけられなかった車輌でして、冬期迷彩もインテリアのプライマーレッドも確認はできていないのですが、私なりの解釈でナチスドイツ軍最後の冬を表現してみました。ちゃんとした考証もなしに勢いで塗っちゃうあたりはスケールモデラーとしてどうよ・・・ってとこですが、そこはまぁ、楽しければいいんです。カッコよければいいんです。大目に見てくださいね。
(全作品完成まで あと121)
関連するコンテンツ
作品No.478の記事一覧
- sWSパンツァーヴェルファー42ロケット自走砲 Op.478 制作開始 (2020年5月26日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その2 シャーシの組み立て (2020年5月28日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その3 履帯の組み立て (2020年5月30日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その4 エンジンの組み立て (2020年5月31日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その5 運転室の組み立て (2020年6月1日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その6 車体前部装甲の組み立て (2020年6月2日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その7 戦闘室の組み立て (2020年6月3日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その8 ロケット砲の組み立て (2020年6月5日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その9 機関室の塗装 (2020年6月6日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その10 運転室の塗装 (2020年6月7日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その11 戦闘室の塗装 (2020年6月8日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その12 基本塗装 (2020年6月9日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その13 迷彩塗装 (2020年6月10日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その14 デカール貼りとロケット砲の塗分け (2020年6月11日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その15 細部の塗り分けとフィルタリング (2020年6月12日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その16 スミ入れ (2020年6月13日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その17 冬期迷彩 (2020年6月14日)
- sWSパンツァーヴェルファー42 その18 足回りの汚しと組み立て (2020年6月17日)
- sWSパンツァーヴェルファー42ロケット自走砲 その19 完成! (2020年6月19日)
完成おめでとうございます…かと思ったら、冬期迷彩が入ってそこまでやるか! って思いました。
全国どこでも行ったり来たり出来るようになって、こちらも混んできました。
確かに調子が付いて同じ系列の模型作ることはありますよね。私はこのところピットロード700、アオシマ700など作っています。もー目が目が状態でシーホークの脚を紛失。自作した途端に発見して時間を返して欲しいです。
うーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
パーツの紛失→自作→発見はモデラーあるあるですよね。私も毎回何かなくしています。もう開き直りの境地です