ティーガー1後期生産型鉄道輸送状態 その4 車体側面のコーティングとOVMの組み立て
2020年6月24日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1
車体の残っている部分を作ります。まずは側面にツィンメリット・コーティング、そしてOVMや牽引ワイヤーなどの細かなパーツを取り付けます。
詳しくはつづきをどうぞ…
車体側面のコーティング
車体側面のコーティングをします。側面には複雑な凸凹はありませんが、サイドフェンダーを取り付けるための小さな台座があります。これを埋めちゃわないようにできるだけ薄く作らないといけません。実車の写真を見ると台座はかなりまだ飛び出していますから、実際のツィンメリット・コーティングはかなり薄いことがわかります。
今回はいつも以上に丁寧に薄く薄くのばして、貼り付けました。おかげでかなり薄く貼ることができました。これなら大丈夫ですね。パターンを刻む作業もなれてきたおかげでいくらか上手になりました。
OVMの取り付け
スコップやバールなどOVMを取り付けました。このOVMを留めるクランプにはロックをするためのハンドルがついているのですが、大抵のキットでは省略されています。ドラゴンのスマートキットではOVMにモールドされていたりするのですが、どうしても分厚くなってしまっています。このキットでは車体側にモールドされています。そのため車体に貼り付いてしまってはいるのですが、その分繊細な形をしています。面白い解決方法ですね。
牽引ワイヤーの取り付け
牽引ワイヤーを取り付けます。牽引ワイヤーの留め具はワイヤーに一緒にモールドされているので、ワイヤーを付けない場合は留め具だけのパーツが用意されています。牽引ワイヤーを付ける前に、エンジンデッキの網を貼ります。
車体の左側面には履帯の交換の時に使うワイヤーが付きます。こちらも留め具が一緒にモールドされているのですが、なかなか良くできています。ダボのある場所はプラモ用の接着剤で付きますが、それ以外の留め具の場所は瞬着を使ってコーティングに貼り付けました。
ちょっとしたディテールアップ
ハッチに付けられたペリスコープガードですが、実車では溶接の跡がバッチリ残っています。キットではここはツルツルなので、タミヤのエポキシパテを使って再現しておきました。
これで車体の工作は完了です。次は砲塔の組み立てに入ります。
(全作品完成まで あと121)
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