フェアリー・ガネット AEW.3 その7 降着装置の組み立て
2020年11月20日
Category : 飛行機Tags : イギリス海軍ガネット
ポルシェ934がデカールの乾燥待ちに入ったので、再度ガネットの組み立てに戻ります。機体が士の字になったところまで行っていたので、今回は降着装置、いわゆる脚ですね。英語でランディングギアとかギアなんて呼ばれることが多いのですが、このブログではなるべく日本語を使っているので降着装置と呼んでます。ギアじゃなんか歯車みたいって思うのは私だけでしょうかね(;^_^A
詳しくはつづきをどうぞ…
前脚
前脚を組み立てます。車輪が付いていませんが、これは塗装後に取り付ける予定です。説明書のイラストではずいぶんとシャープに描かれているのですが、モールドはちょっとモッサリしています。あまり削り込んで手を入れると弱くなるといけないので、パーティングラインやバリをとる程度にしておきます。脚を差し込むダボ穴が浅いのでミニドリルで彫込んでおきました。その時ギリギリのサイズを選んでいるので、このように未接着でもはまっていてくれています。
主脚
主脚のパーツを準備します。説明書と比べてみると車輪を取り付ける軸の棒が出ていません。おそらく成型不良でしょうね。左右ともにありません。あと主脚を翼に取り付けるためのダボもほとんど無いに等しい感じです。このままでは非常に不安です・・・というか、イモ付けでは機体を支えることはまず無理でしょうね。
というわけで真鍮線で軸を打つことにしました。車輪の軸は0.5mmの真鍮線、脚全体の軸は0.7mmの真鍮線を使いました。斜めに出ている脚を引き込むためのシリンダーが支えになるのでこれを取り付けてガッチリ固まるまでしばらく放置です。
主脚に車輪を付けてみました。細い真鍮線ですが、さすがに金属です。しっかりと付いてくれました。あとは塗装後に接着すればガッチリ固定できるはずです。ちなみに作業はこんな風にパックの上に乗せて行ないます。機体の上や下に細かなパーツがいろいろと付いているので、そのまま直接ひっくり返して作業すると壊してしまいますからね。実はアンテナを折ってしまいました・・・って、やったんかい(+_+)\バキッ!
立ててみた
最初の写真にもどりますが車輪が付いたので立ててみました。尻餅をつかないか心配だったのですが、ちゃんと立ってくれました。重りはほとんどいっぱいだったので入れられる量としては20gが限界に近いので、これで足りてくれてホッとしています。適当に10gとか15gでお茶を濁していたら尻餅だったかもしれませんね。よかったです。
組み立て作業も大詰めです。残っているのは機体に付くエッチングパーツとキャノピーなどのクリアパーツです。あと1回で組み立ては完了できそうです。
(全作品完成まで あと118)
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